かせきさいだぁ
作詞家/ラッパー/ヒネモシスト/漫画家
誰にも頼まれずに執筆を続ける脱力系4コマ漫画「ハグトン」。
ハグトンの好物はカフェラテ(最近はソイラテ)だそう。

リリー・フランキー秘宝感

ザンジバルナイトin野音2011レポートザンジバルナイトin野音2011レポート

ももいろクローバーZ
野音を一瞬にして華やかにしてくれたのは、5人組ガールス・ユニット、ももいろクローバーZ。野音のステージは滑りやすいと聞いて、履いていたブーツをその場で脱ぎ始め、裸足になって踊り始めた5人。

飛んだり跳ねたり側転したり、全力で歌い続けて一気に4曲を披露。会場で目に付いていたショッキングピンクや黄色のTシャツは彼女たちの熱狂的なファン。しかし、ライブが進むにつれて会場全体がみるみる彼女たちのキュートで一生懸命な姿に魅了され、観客は一体となって大盛り上がり。 

最後は、「ロックファンのみなさ~ん、私たちロックできてましたかー? みなさーん、私たち合格でしたかー? ありがとうございましたー!」と深々とお辞儀。とにかくパワフルで、髪振り乱して、足を開いて、ぴょんぴょん飛び跳ねて踊ってくれて、最後の最後までかわいい、ももクロの5人でした。

清水ミチコ
ももいろクローバーの次に登場したのが、「みずいろオバーバーZ」(本人談)の清水ミチコさん。

まずは「国民の誰もが知っている曲をやります」と歌い始めたのは「♪こんにちは、ありがとう…」という、ACジャパンのキャンペーンCMですっかりお馴染みとなったあの曲。のっけから観客の心をぐっと掴み、そこからは歌とモノマネの応酬で貫禄のステージ。笑いの中にある見事なステージングは、さすがであります。そして、「大きな古時計」の替え歌では、歌詞を「福島の時計」へと替え、静かに震災への想いとメッセージを込めて歌ってくれました。

最後は忌野清志郎、研ナオコ、井上陽水、森山良子、アンジェラ・アキなど、フォークメドレーを披露。大きな笑いでライブを締めくくりながらも、笑いの中に込められた清水ミチコさんの想いが心に届いたステージでした。

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ザンジバルナイトとは?

リリー・フランキー率いるGunpowder inc.主催の音楽イベント。 ジャンルや形式にとらわれず、多彩なアーティストを迎えて定期的に開催しています。