THE HELLO WORKS(スチャダラパー+ロボ宙+SLY MONGOOSE)としての活動も記憶に新しい彼らが、ついに「SLY MONGOOSE」のニューアルバム『MYSTIC DADDY』をリリース! ……なぜか『怖いっ』『ホラーチック』『我慢』など、アルバムらしからぬ言葉が飛び交うスペシャル対談! SLY MONGOOSE(笹沼位吉・松田浩二・塚本功・富村唯・KUNI)+スチャダラパー・BOSEでお届けします!
取材・構成:宮本英夫 写真:ロックンロールニュース編集部
BOSE アルバム、衝撃的でしたね。1曲目からえらいことしてきたなみたいな。カマシですよ。『オマエら、おい!』みたいな、そういうアルバムです。
笹沼 そんなことないでしょう。
BOSE だってさ、ライター的な立場から見ると、これで自分の音楽的なバックボーンが計られるというか。『これについていけないオレはどうなんだ?』みたいな。
笹沼 けっこう、気分みたいなところが多いんだよ。そこに確固たる論理みたいなものがないから、説明に困るんだよね。
BOSE 僕らからしたら音楽的偏差値が高いものが多いから、怖いよね。一緒にやってると。『あ〜あ』みたいな。またKUNIさんに怒られちゃうなみたいな。
KUNI 全然そんなことないですよ(笑)。
笹沼 まわりからダークだ、ダークだ言われるんだけど、意図してそうなった訳じゃないんだよね。
BOSE やっぱり気分が残るんだよね。まとめる時に、この1年間の感じが残ったというかさ。だからこのジャケットですよ。難しいぜ、これ!
笹沼 これを描いてくれたのは五木田(智央)くんっていうんだけど、本当にこの人に頼んで良かったなと思う。
BOSE これはどういうふうにやってもらったの?
笹沼 彼のアトリエに行って、デモの段階の曲を並べて聴かせて、簡単な打ち合わせをしたんだけど、『こんな感じ』って。すごい考えてくれて、ずっと曲を聴きながら、いろんな絵を描いた紙がくしゃくしゃになってあちこちに散らばっていて。あがってきたら想像以上で。
BOSE いや、すごいよ。こういうことを、聴いた人それぞれが返さなきゃいけないアルバムだと思うんですよ。『問う』みたいな。四十絡みの連中が『この2000ゼロ年代の終わりの年に問う!』みたいな。『怖ぁ〜』みたいな。
一同 (笑)
BOSE 途中の段階もいろいろ聴いてたし、マスタリングをやり直したことも知ってるけど、これを聴いてSHINCOと言ってたのは、『キーになるアルバムだね』っていうことなんですよ。マングースがこれからどういうふうになって行きたいのかというところで、『やるだけやったほうがいいんだよね』って。
KUNI 保護者的な感覚で(笑)。
BOSE いや本当に。僕らが先輩ってわけじゃないけど、『ああいう時はもうやるだけやって無茶苦茶になったほうがいいんだよ』ってSHINCOと言ってたの。
笹沼 あの子たちは好きにやらせといたほうがいいんだよって(笑)。
BOSE もう行くところまで行って、結局出ないとかさ。そういうことがあってもおかしくないよ、みたいな。
塚本 出て良かったよね(笑)。
BOSE だってみんなプロだし、普通にやっていればアルバムなんかバンバン作れる人たちじゃないですか。それがこれだけ悩んで、作れなくて、煮詰めたものが出るというのはよっぽどありがたいというか、そういうモノのような気がする。
笹沼 トランペットのKUNIさんが加入してから初めてのアルバムなんですよ。彼が入ってからやれる事の幅がすごい広がったの。
BOSE またKUNIさんがね。曲者だから。
笹沼 今までやりたくてもできなかったっていうことも結構あったからね。
KUNI こっちのアイディアも取り入れてもらえるから。好きに試させてもらって判断してもらえるから、そういう意味では、今まで気がつかなかったものが自分の中にあったなっていう発見もできたし。
塚本 出来栄えには大変満足しております。とにかくいろんな人に楽しんでもらいたいアルバムだと思っています。1回聴いて『あれ?』っと思っても、我慢してもう1回聴いていただければ。
BOSE 我慢、いるんだ(笑)。
松田 いいものができたなというのが1番なので。何度も聴いていただけるとうれしいなと。どの曲も聴きどころは満載なので。
富村 思ったよりも、『これがマングースだ』という部分では自然に録れたアルバムだと思うし。これだけ時間をかけて録らせてもらえる状況もありがたいと思ったし、それを聴いてくれた人が、『これをどういうふうにライヴでやるのか?』って、イマジネーションをかき立てられるような音作りにたぶんなっていると思うので。制作期間は、確実に1年ちょっとはかかってますね。
笹沼 でも密にやっていたわけじゃないからね。飛ばし飛ばしで。
富村 そういう意味では自然体で。締め切りに迫られてというスタンスは少なかったんじゃないかな。ないとは言わないけど。
笹沼 今回はわりと、予期せぬ事が起こったんですよ。現場でコロコロ変わるのがいいのか悪いのかわからないけど、それを楽しんでたところもあって。プリプロで構成とかを決めて、それを持ってスタジオに入ったんだけど、もう跡形もなく変わってしまった曲もある。あと、さっき塚本君が言ったみたいに聴くのに多少忍耐が必要な曲もあるかもしれないけど(笑)。
BOSE 聴いてて怖くなっちゃったりね。お母さ〜ん!って言いたくなるような。
塚本 聴くたびに印象が変わるというのはあるよね。1回で印象付けられないものがあるというのが、いいんじゃないかと。
笹沼 シチュエーションによっても違うと思うしね。
BOSE これをさ、聴いてもらいたいシチュエーションっていうのはあるの? たとえば海に行く時に聴くとかさ。
笹沼 いや……ご自由に(笑)。
KUNI トーン的に暗いから、夜っていうイメージがあるらしいんだけど、実は朝聴いてもけっこう良くて。そういう実験はそれぞれにやってもらえると非常にうれしいかなと。あえて、イメージが限定されてる感がないから。
BOSE いろんなシーンの映画にはめてみたらどう? めちゃくちゃなことになりそうで面白いね
塚本 日曜日の午前中に、子供と聴いていても大丈夫だったりするからね。
BOSE 基準が『大丈夫かどうか』っていうのがすごいよね(笑)。でもそれは重要。
笹沼 聴いた人にとっては、シリアスにとらえられるかもしれないんだけど。たとえば2曲目の『Schizophrenic Debater』なんか、僕らなりのコミカルな表現だったりするんだよね。塚本くんが1人でギターでディベートしてるみたいな、かなり馬鹿馬鹿しい仕上がりになっていると思うんだけど。シリアスにとらえられがちなんですよ。
BOSE 年もあると思うよ。これを、インストバンドをやりてぇと思っている二十歳ぐらいの奴が聴かされたら、もうやめようと思うよ。
笹沼 そんなことないよ。『こんなのでいいんだ』って、逆に勇気を与えると思うけど(笑)。
塚本 コピーバンド、誰かやってほしいね(笑)。
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笹沼 曲の作り方はいろいろあって、ドラムのパターンから作った曲もあるし。
BOSE そういう意味で、ヒップホップ的なところはあるよね。
笹沼 ギターのフレーズがモチーフになって、それがふくらんでいった曲もあるし。ベースラインからというのもあるし。
BOSE だからね、僕らが一緒に曲を作らせてもらってると、普通にセッションしていて『今やってる、これをそのまま録ればいいんだけどな』っていうのがけっこうあるわけ。僕らからしたらね。ここはヒップホップのトラックとして使えるし、みたいな。そこの時点で全然行けるみたいな。
笹沼 非常に飽きっぽいし。あと、自分の思い込みは当てにならないという事が分かってきて(笑)。だからスチャダラ側が『これ、いいじゃん』って言ったのを、もう1度冷静に家で聴き直してみて、『ああ、悪くないかも』って。ハローワークスは割とそんな感じで作っていったよね。
BOSE みんな、自分が信じれないんだよね(笑)。『もういいよ』って言わないと、 いやいや、まだまだ みたいになってきちゃうから。もういいよ!っていうのは本当にあったな。
笹沼 今回のアルバムの1曲目『John Crow Moan』とか、(石野)卓球さんが入ってる『Jinxxx』とかもそうなんだけど、3〜4テイクやってみたんだけど全部違うの。『Jinxxx』なんか別の曲を録るつもりでスタジオに入って、ヘッドフォンバランスをとるために音を出してたらそのまま20分くらいのセッションが始まっちゃって。それの1テイク目がこれなの。で、『もう1回今のムードで』ってやってもみんな考え始めちゃって、まとめようとする意識が働いちゃうというか、演奏は良くなるんだけど全然面白くなくなっちゃう。
BOSE だからね、ハローワークスをやっている時にも思ったけど、決められたスタジオとかさ、今日はこれをやらなきゃいけないとかになると、話が変わってくるんだよね。本当にずっとやっていていい場所があって、違うことをやってそれも録っていていいのなら、意外と答えが近いのかな、みたいな。それか、逆に『ここまでしかできない』という枷があるか。時間とかお金の設定だけじゃなくて、みんなの体力がちょうどいい時までとか、そういうのがいいと思うんだよね。
KUNI その状況を楽しむってことだね。
笹沼 これを録ってる時にみんなで話してたんだけど……まためんどくせぇ奴らだと思われるかもしれないけど(笑)、次にやる時はちゃんとした録音設備が整ってないところで録ってみたいよねって。曲によっては音が良すぎて逆に……っていう時もあるんだよね。昔の録音で1つ1つの音がはっきり聴こえないっていうのあるでしょ? 聴く側もある程度の想像力を要するみたいな。
BOSE 勝手にベースを頭の中で増幅させて聴いてたりするんだよね。
笹沼 そう、あとものすごい変なバランスのとかあるよね、めちゃめちゃギターがでかいとか、なんでこうしてるのか理解の範疇に収まらないものってすごい気になっちゃう。本人たちは何も考えてないのかもしれないけどね。逆に失敗したって思ってるかもしれないしね(笑)。
BOSE ディレイでかすぎ、とか。そういうのも魅力だったりするんだよね。
塚本 意図すると、また難しいんだよね。
BOSE だから、何かによって枷があるのがいいかもしれない。それはお金じゃないと思うし。松田さんがどうしてもこの2週間しかあいてないとか、そういうようなね。だからこのアルバムで、すげぇ時間をかけて作りこんだものができたから、このあとすぐにセッションだけで一発であっという間に作ったみたいなものを聴かせてもらうと、さらに振り幅が見えるから、それをやってほしいんだよね。それで完成! みたいな。
笹沼 今回は勢いで出来ちゃった。みたいな曲もあるんだけどね。
BOSE これのライヴでもいいんだけど。すぐそれを聴きたいと思うんだよね。ライヴ録音で一発! みたいな。
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笹沼 6曲目の『Young Love』ではアコースティック・ギターを使ってるんだけど、たまたまその時期、家にあるアシッド・フォークやカントリーの珍盤みたいなのを面白がって聴き直してたの。そんな矢先に塚本君がいきなりアコギを買ってスタジオに持ってきたんで嬉しくて使っちゃったというのが1番の理由なんだけど(笑)。"Infant of Darkness"も塚本君が試しにって言うんで『しょーがねーなー、1回だけだよ』っていってやったんだけど、もう無しは考えられないってことになって(笑)。
塚本 一応持ってきたんで弾いてみるけど、いらないと思ったら別にいいからって。それで1回だけ弾いて、『じゃあこれで』って。
笹沼 "Janxxx"では卓球さんに歌ってもらってるんだけど、当初はゲスト無しで作ろうと思ってたんだけど、『誰か一緒にやってみたいヴォーカリストいませんか?』っていうよくあるスタッフからのリクエストがありまして(笑)さもお前らだけじゃ弱いとでも言わんばかりの感じで。
BOSE それで石野卓球を連れてくるのがすごいよね。
笹沼 卓球さんはね、昔から声がすごく好きだったんですよ。いつか一緒にやりたいとは思ってて。でもこんなに早くオファーする事になるとは思ってなかった(笑)。
BOSE 歌詞はね、『キンタマが右に寄っちゃった』とかだけど(笑)。声はいいんだよね。
笹沼 でも、ヴォーカリストとして電気以外の作品に参加した事1回もないのも知ってたし、すごく忙しいのも知ってたので困らせちゃったら悪いなあと思ってたんだけど、『マングースだったら』って言ってくれて嬉しかったですね。
BOSE スタッフがやる気出しちゃって。
笹沼 もう完全に出走前の馬みたいになってて(笑)。まあ結果的にいいものが出来て良かったですよ。で、タイトルの"MYSTIC DADDY"だけど、これは最後の最後に決まったんだよね。曲とジャケットのアートワークが出来てから。
BOSE ジャケットは、タイトルの前なんだ。それで描かせるの、酷だったね(笑)。
笹沼 JAYPEGの石黒(景太)にも一緒に考えてもらって、ほかにも『コレラ』とかいっぱい候補があったんだけど(笑)。
BOSE あ〜、それ出そう。石黒から(笑)。
笹沼 "MYSTIC KLUB KIDS"ってのもあった(笑)。
BOSE 怖い! そっか、でもいいね。いいタイトルだと思います。
笹沼 今回決めてたのは曲名から抜粋するのはやめようって。
BOSE 曲名もね、どれもこれもややこしいことになっていて。
塚本 聞いたことのない単語を合わせたみたいな。
BOSE それで結局ライヴの時にはさ、曲目に『七拍子』とか書いてあるんだよね。わかんねぇよ!って。
笹沼 タイトル、全然覚えないんだよね。
松田 いまだにファーストやセカンドのやつは、そういうタイトルで呼んでるよね。正式なタイトルで呼ばない(笑)。
BOSE ハローワークスにもあるよね。通称、何だっけ? みたいな。
松田 でもこれ、ジャケットを作る時に曲名もまだ決まってなかったから。本当に音だけで。
BOSE すごいね。
塚本 五木田さんにも相談したよね。タイトル。
笹沼 でもたとえば『Mandragora』とかマンドレイク(※マンドラゴラの別称。地中から引き抜く時に人間の叫び声を発するという伝説を持つ植物)のイメージだったから。
BOSE 諸星大二郎だね。日本に置き換えると。
笹沼 ちょっとホラーチックな感じになりましたね。全体を通してね。あとで気づいたことだけど。
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BOSE この時(ZANZIBAR EXTRA/2月15日(日)/恵比寿LIQUIDROOM)ってさ、何かやるんだっけ。出るしろがあれば、やったほうがいいよね。
笹沼 来てくれる?
BOSE そこでやっとアルバムの全貌が見れるみたいな。この中に入らなかった曲もやるかもしれないみたいな噂もあるし。
笹沼 ハローワークスをやって、マングースのライヴに戻って思うんだけど、オレらMC苦手でしょ。
塚本 苦手と言うか、やる気がないんでしょ(笑)。
BOSE だから、しゃべりのところだけ僕が出ればいいんでしょ?『さぁ、というわけでございまして、SLY MONGOOSE が2曲続けてお送りします。聴いてもらいましょう"Mandragora"!』 とか。
塚本 それ、いいと思います(笑)。
富村 司会台用意しとこうか、横に。スポットあてて。
塚本 曲が終わると拍手しながら出てくるのね。
BOSE 『ヤバイ。ヤバイね!』なんつって。『深い世界連れてかれちゃいましたね〜』なんて。そういうの、いいと思います。そうすると、本当のマングースの普段の柔らかい感じが見えるからね。マングースだけでライヴやってると、怖い人と思われる感じがあるから。
笹沼 酒が入ると、松田さんとかものすごいしゃべるんだけどね。聞いてもいないのに、初キッスの話とか (笑)。
BOSE この前、スチャダラの曲で弾いてもらったりしたんだけど、僕らだけといる時には、スタッフの悪口とかでだいぶ饒舌になってるから(笑)。
松田 いやいやいや。
笹沼 もうね、目に余るんですよ。って、嘘嘘(笑)。まったく逆なんですよ。何も言ってくれない。オレ、十何年つきあってるけど、松田さんに兄貴がいることをこのあいだ初めて知ったの(笑)。
一同 (笑)
笹沼 だから、まだ何かあるんじゃないか? って。
BOSE いじり甲斐があるんだよな〜、松田さんは。
笹沼 で、『ZANZIBAR EXTRA』だけど、本当に何も決まってないんですよ。『サイプレス上野とロベルト吉野』が出ることは決まってるんだけど。
BOSE ロボ宙もヒマだと思うよ、このへん。そうやってみんな、マングースのところにスルッと入っていく感じを作っていきたいよね。そこに行けばパッとできる感じを。できるんだけどね、やろうと思えば。誰も録音しないし、ブログにも書き込むなよ! って言ってやるみたいな。そういうことはどんどんやればいいと思うんだよね。そこでハローワークスをやってもいいしね。
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BOSE スチャダラも最近リリースが多くて。
笹沼 いよいよスチャダラが手の届かないところに行きそうですよ。
BOSE 僕も届かないところに行きそうですよ(笑)。でも、そういうのはわりと可愛くない感じになってきてるけど、売り上げは可愛いから(笑)。まだまだ気さくな感じだからね。
笹沼 次のハローワークスで作業服着てるのはオレたちだけになるんじゃないか?って(笑)。
KUNI スタートは一緒だったはずなのに。
富村 そっちだけ正規雇用になってる。
BOSE スチャダラだけスーツで出ようか?って(笑)。『はいはい、バンドの人、入って』みたいな。こういう紙に書きながら。で、ロボ宙のみ、まだ作業服みたいな。
一同 (笑)
富村 現場で頑張ってるんだ。
BOSE 上は作業着で、下がニッカボッカになってる。より近づいて行ってるという(笑)。でもハローワークスに関してはね、世の中的にも、よりテーマが出てきたからね。いくらでも行けるんじゃないかっていう気がしますよ。非正規雇用をどんどん入れていけるしさ。サイプレスとかも(笑)。マングースもこれを経て、スチャダラも1回キリができたら、早くやりたいよね。今年(2009年)の12月にイベントをやることは決まってるらしいから、それまでに何かしら作っていきたいよね。
笹沼 その頃までに、新曲を1曲は作れたらいいね。
BOSE 1曲と言わず、出しますよ。それこそ、可愛くないフィーチャリングをガン!と入れて(笑)。フィーチャリングで、スーツの奴が来るっていうのもあるね。自分らは作業服のままで、カルロス・ゴーンがやってきたみたいな感じで。やりますよ今年は。そろそろ平均年齢が40歳に突入してくるからね。
笹沼 残された時間はそんなにないからね(笑)。
BOSE 4月19日の野音(ザンジバルナイトin野音’09)にはスチャダラも出るし、ソウルセットもリリーさんももちろん出るし。あれがどんどん大きくなったらいいよね。今回もいろんな人が出てくれるみたいだし。そうだ、3月には福岡(3月14日、福岡DRUM LOGOS “ザンジバルナイトin福岡”)でもあるのか。あるね〜。
KUNI 2月、3月、4月と続くのか。
BOSE みんな出るんだよね。ハローワークスではやらないのか。でも、ちょっとハローワークスをやってみるとかね。
笹沼 あれ、マングースはやるんだっけ?
BOSE やるよ。マングースでやらなきゃ何でやるの(笑)。アルバム出てさ。そういえば永積くん(ハナレグミ)も、会うたびに『マングースとやりたい』って言ってるよ。
笹沼 永積くんにも聴いてもらいたいね、アルバム。
BOSE 合体すると面白そうなところ、いっぱいあるから。ヴォーカルが何人か入るのっていいよね。
笹沼 『最後にあらためてアルバムについてメッセージを』ということだけど……困るよね。こういうの。
BOSE このジャケットがウォーズマンに似てるかもしれないっていう噂を流せばいいんじゃない?(笑)『のちのウォーズマンはこうらしい』みたいな。
KUNI 塚本さんが言ったみたいに、繰り返して何回か聴いてもらって、毎回違う印象を楽しんでもらえれば。心をオープンにして聴いてもらえればうれしいです。
BOSE ピクニックのお供とかね。野に山に。
KUNI バレンタインデーに。そしてひなまつりに。
BOSE いいんじゃない?
KUNI こどもの日に。
笹沼 子供泣くでしょ、これ。
BOSE 僕らと同い年ぐらいの人が聴いてるとしたら、娘が小学生とかで、『お父さん、変なの聴いてるな』って。
富村 実際、(音楽を)教えてる小学校3年生にアルバムの頭の部分を聴かせたら、『怖いっ』て本当に言ったからね(笑)。
BOSE 怖い音だよね。
笹沼 黙る子も泣くという(笑)。
BOSE それ、いいね(笑)。学校に行けるような気がする。これ聴いて『学校行ってみよう』みたいなね。
〜終〜

左から、富村唯・松田浩二・塚本功・KUNI・笹沼位吉・BOSE(スチャダラパー)
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SLY MONGOOSEのメジャー移籍後初となる3rdアルバム『MYSTIC DADDY』が1月28日についにリリース!! 曲ごとにまったく異なる世界観を見せながらも、次第に深淵へと引き込まれてしまう珠玉の楽曲群、さらには石野卓球(電気グルーヴ)をゲストに迎え、あなたを未知なる音楽体験に誘います。※初回限定紙ジャケ仕様となっています。
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■SLY MONGOOSE/MYSTIC DADDY
■全9曲収録
■発売日:1月28日(水)
■品番:NFCD-27121
■価格:3,000円(税込)
■レーベル:tearbridge records
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■公演名:ZANZIBAR EXTRA
■出演者:SLY MONGOOSE、サイプレス上野とロベルト吉野 ……and more
■日時:2月15日(日) 開場/開演 17:30/18:30
■会場:LIQUIDROOM
■チケット:
前売 オールスタンディング 3,500円 ドリンク代別
当日 オールスタンディング 4,000円 ドリンク代別
ローソンチケット・チケットぴあの電話予約及び各プレイガイド店頭、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、サンクス)にて発売
・ローソンチケット【Lコード:79610】
・チケットぴあ【Pコード:312-810】
■発売日:1月3日(土)
■お問い合わせ:HOT STUFF 03-5720-9999


■公演名:ザンジバルナイト in 福岡
■日時:3月14日(土) 開場/開演 18:00/19:00
■会場:DRUM LOGOS
■出演者:リリー・フランキー、スチャダラパー、TOKYO No.1 SOUL SET、SLY MONGOOSE、ゾノネム
■料金:オールスタンディング 4,000円 ドリンク代別・整理番号付
■チケット:
ローソンチケット・チケットぴあの電話予約及び各プレイガイド店頭、コンビニ(ローソン、ファミリーマート、サンクス)にて発売。
・ローソンチケット【Lコード:88300】
・チケットぴあ【Pコード:312-443】
■お問合せ:BINGO BONGO 092-716-2658 BEA 092-712-4221

 BOSEプロフィール: スチャダラパーのMC担当。1990年にアルバム「スチャダラ大作戦」でデビュー。94年には小沢健二との共作による「今夜はブギーバック」が話題となる。以来ヒップホップ最前線でフレッシュな名曲を日夜作り続けている。個人活動として、94年から、フジテレビ系列番組「ポンキッキーズ」に約4年間出演。以後、テレビ・ラジオ・CM出演、ナレーション、執筆、ゲーマーなど、幅広いジャンルで活動中。現在、ゲームマガジン「ファミ通WaveDVD」で「ボーズの○○タイム」連載中。また、08年12月2日に、双葉社より、人気ウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載した、『明日に向かって捨てろ!!〜ボーズの脱アーカイブ宣言〜』を出版。スチャダラパーとして、過去のコラボ音源集と過去のPV集をセットにした3枚組企画盤「CAN YOU COLLABORATE? ~best collaboration songs & music clips~」が発売中。さらに、2009年1月14日には、「スチャダラパー+木村カエラ」として、シングル『Hey! Hey! Alrigt』をリリース。カップリングには東京メトロ副都心線開業告知CMソング「Good Old Future」を収録。
スチャダラパーWEBページ
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SLY MONGOOSEプロフィール: 2001年より活動を続けるインストゥルメンタルバンド。インディーズとして、2001年に2枚の7インチ・シングルと、12インチ・シングルをリリース。2003年4月には、1stアルバム『SLY MONGOOSE』をリリース。その後ミニ・アルバム『DACASCOS』、2ndアルバム『TIP OF THE TONGUE STATE』をリリースしている。
このアルバムに収録されている「Defenseless City」が、きっかけとなり、スチャダラパー+ロボ宙と共に "THE HELLO WORKS" を結成。数多くのフェスに出演し大きな話題となり、2007年12月にはアルバム『PAYDAY』をリリース。2009年1月28日にSLY MONGOOSEとしてメジャーデビューアルバムとなる『MYSTIC DADDY』をリリースした。更なる広がりを見せた音楽性で高い評価を得ている。メンバーは、笹沼位吉/BASS、松田浩二/KEYBOARDS、塚本功/GUITAR、富村唯/PERCUSSIONS、KUNI/TRUMPET、武村国蔵/DRUMS。
SLY MONGOOSEWEBページ
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