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RRN TOKYO MOOD PUNKSの1st.シングル「ジェイミー」がいよいよ発売ですね。
リリー 曲が1曲もない状態で、しばらく活動してたからね。
RRN その後、タワーレコードのポスター(※2)になりました。
リリー 「NO MUSIC, NO LIFE」のポスターね。1曲も曲がなかったから、ホントに「NO MUSIC」な状態だった(笑)。
RRN (笑)。そう考えると長いプロジェクトですね。
リリー 時間かかったよね。なんだか。
RRN 「ザンジバルナイト」(※3)に「風とロックフェスティバル」(※4)。そして昨年のサンセットLIVE(※5)など、ライブ活動がメインで、CDは出さないんじゃないかと思っている方もいたようですが。
リリー ライブとCD作るのは全然違うことだから、時間がかかるのは分かってたけど。この曲(「ジェイミー」)が出来たときに、早く出したいなと思って。春とかになる前に出したいっていうのはあって。だからこの曲がきっかけなんだと思う。
RRN CD発売に向けての直筆メッセージを読みました。
リリー きっかけというか、それは何を作るときもそうだけど、例えば、たくさんの人が自殺する国になったってことで何かを作るってことではなくて、やっぱりたった一人とか、ものすごく自分の身近な人を通してみたら、知らないうちにここだけじゃなかったっていう。その人に伝えたいとか、メッセージを与えたいっていうのと同時にその人を通して世の中を見たら、ここだけで起きていることじゃないし、まぁ、だからといって何をできるわけでもないけど。
RRN 他人事じゃないというか、近しい人からそういう話を聞いたりしますし。
リリー 先進国でいちばん自殺が多いとか、鬱の人が増えてるとか。そういう中で抑圧されている人はどんどん増えていって、社会はそういう風になったらどんどん弱い人が抑圧される構造になってる。この曲を聴いて、とにかくこの曲はすぐに出したかったんだなっていうメッセージを感じたってバファウトの山崎さんが言ってくれたんだけど。ジョン・レノンがニュースペーパーみたいに世の中に音楽を出したいって言ってたことがあったって。午前中に作った曲を夕方にレコーディングするみたいな。すぐに、間に合わなくなる前に、五月とか、みんな病気じゃん。その前にって。ムードパンクスは音楽というより、ロックとしてそういうことをやるためのバンド。
RRN これからも何かがあったらすぐ出したいっていう気持ちはありますか?
リリー それは一番思うこと。でも音楽とか映像の作業はそれが一番叶わないシステムでしょ。文章ってさ、今思ったことを1時間後にアップできるけど、音楽っていうのはなかなかそういう訳にはいかないから。まぁでもその分、想いっていうのは熟成するけれど。
RRN そういう想いがあってのCDリリースなんですね。
リリー でも、CDを出すにあたって、少しでも価格を安くしてほしいと伝えたら、当然DVDも付かないしジャケットもないんだよ(笑)。鋤田正義さんにアーティスト写真を撮っていただいたんですけど、それも印刷できないから使えない。
だから、ジャケットは紙をなくして、ケースからいきなり盤が見えてるっていう(笑)。
だってこんな死にかけている人に伝えたい曲を1800円で売るなんておかしいよ(笑)なるべく安くしたかったから。
RRN (笑)。それは逆手にとってますよね。
リリー PVなんて、半日で撮影しましたから。
RRN PVを撮ってみていかがでしたか?
リリー 曲を作った時とPVを撮った時の時間差がだいぶあるけど、その時より考えは熟成してるから客観的に撮ってたかな。言われてる側の人の生活はどういうものなのかって想像してその人の生活を撮ろうと。だからこういうことをメッセージとして伝えようとすると、どうしても一方的になって、1対1で話しているつもりでも本当はその人の抱えている問題って、2人の問題以外にもたくさんその人を抑圧しているものがあってストレスになっているんだと思う。だからその熟成している間にいろんな視点でものを見れるようになったから、主人公の目線では撮ってはいるけど、映像は彼女の生活っていうのを撮ってます。
RRN 監督以外に、脚本も?
リリー 脚本というか、台本は用意していない。後は現場で口づてで伝えていくというやり方で。時間もないし。それが臨場感になったと思う。
RRN 撮影は野村浩司さんですね。
リリー 浩司さんと映像を作るのは、4回目なんですが、今回は「ザ・野村浩司」という映像美とラフにカメラを担いでもらって撮ってもらおうと。
同じカメラで撮ってるんですよ。全部1台のカメラで振って追いかけて走って。走る野村浩司さんはなかなか見れないですよ(笑)。
RRN そういう意識でまた観てみます。

リリー ラストに、主人公(瑛太)が彼女(内田慈)を見つけてくれて迎えに来て一緒に帰って行くけど、結局彼女の抱えている悩みとかは解決していないわけで。でも自分にこういう人が1人いるってことが大切なことで本当は幸せなことなんだけど。そういう気持ちになっている人ってなかなか自分のことを見てくれている人に目がいかない。雑音のほうが大きくなっちゃう。
RRN 屋上のシーンは、本当に印象的でした。
リリー PVくらいは救いがないとね(笑)。
RRN ありがとうございました。
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『ジェイミー』
TOKYO MOOD PUNKS 1st.シングル
(2008.04.16 リリース)
品番:NFCD-27077
¥900(tax in)
1. ジェイミー
2.水曜の薔薇
3.ジェイミー Studio Session at Abbey Road
Studio LONDON
※2)「NO MUSIC, NO LIFE」 ポスター/2006年
※2)「NO MUSIC, NO LIFE」
ポスター/2007年
※3)「ザンジバルナイト」
ジャンルや形式にとらわれず、毎回様々なゲストを迎えて定期的に行われているLIVEイベント ザンジバルページでは、vol.4までルポをUPしています。次回は野音!
「ザンジバルナイトin野音」
2008年4月20日開催!
※4)「風とロックFES」
フリーペーパー「風とロック」のイベント「風とロックFES」。2006年、2007年に出演。
※5)「sunset live」
福岡県で行われる野外フェス。2007年出演。
「ジェイミー」TVスポット
クリックすると別ウインドウが開いて動画が見られます。※PVは公式ページにて期間限定公開!

TOKYO MOOD PUNKS
リリー・フランキー
Vocal/Guitar
富澤タク a.k.a遅刻
Guitar
笹沼位吉
Bass
松下敦
Drums
松田"chabe"岳二
Percussions
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