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RRN 楽しませてもらいました。すごくいい作品だと思います。
川辺 ありがとうございます。
RRN 本当にいいなと。
BIKKE ……以上?
RRN 今のは感想です(笑)。質問はこれからします。
BIKKE “すごくいい作品でした”って、デカデカと書いていただければ。
RRN 「Innocent Love」を配信リリースした時に言ってましたよね。「トラックができてから詞ができるまでの、3人のレスポンスが速かった。答えがすぐ出た」って。今回は全曲、そんなふうにいいペースで出来上がったアルバムなんですか。
渡辺 そうですね。なんか、いいリズムで。最初が良かったので、いいリズムで最後まで行けたと思います。
RRN アルバムのスタート地点は、曲で言うとどのあたりですか。
渡辺 なんか、途中で変わったよね? “Innocent Love”をシングルにするということで。もともとアルバムということで始めてるから、シングルのための作業が間に入らなければ、去年のうちにサクッと出てたんじゃないかなと思って。それぐらいスムーズに行きました。
川辺 去年の1月ぐらいにInK(※1)の1stのレコーディングが終わって、2ndのレコーディングに入る合間に、そのリズムのままデモトラックを作ってしまおうと。今年(2007年)アルバムを作る予定だというのはあったので、まだ今のプリプロ・スタジオに移る前に、俊美くんのDOARATっていう会社の地下の、ZOOT(※2)の事務所の横にプリプロ・スタジオがあって、そこで何日かこもって、トラックを30曲ぐらいコンピューターに流し込んで、“これを自由に聴いて、引っかかったものがあれば進めておいて”という感じでやりました。で、僕はそのままInKのレコーディングに入って、ちょっと合流が遅れたんですけど。ちょうど5月か6月ぐらいに新しくプリプロ・スタジオを借りまして、合流してみたらもうBIKKEとかが待ちきれなくて、いろいろ入れていたんですよね。その時点で、もう詞もメロディも入ってたりする曲もけっこうあったんです。
RRN 最初の段階の30曲ぐらいは、それまでに作りためていたものなんですか。
川辺 いや、その何日間で集中して作ったものです。昔のものも何曲かありますけど、どれが昔でどれが今だかちょっとわからないんですけど。
RRN アルバムの曲順で言うと、頭のほうにハウス・ビートやエレクトロっぽい曲が固まっていて、後半に行くにつれてどんどん違うパターンの曲が出てきますよね。
川辺 そうですね。
RRN 作り手として、サウンド的なトレンドは何かあったんですか。
川辺 何もないです。“そうなったんだな”って、あとから自分で思うだけで。トラックも、今までは“これで行くから”という感じで渡していて、けっこう作りこんだ世界観のあるものが多かったんだけど、今回はそれほど世界観ははっきりしてなくて、何かきっかけというか、お題みたいなもので。テンポと色だけが決まってるみたいな感じで、それがきっかけになりさえすれば、それを尊重することもない。上にどんどん重ねて行って、最後にはそれを消してもかまわない。そういう曲が多かったですね。最終的に、最初に僕が提示したものを消してしまうと、あとから重ねたやつだけが残って、予想していないところに着地する。それが面白かったですね。
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『No.1 』
TOKYO No.1 SOUL SET ALBUM
(2008.03.19 リリース)
01) Innocent Love
02) Just Feeling
03) メリー・メン
04) さぁ,どうなんだい
05) Please tell me
06) e→on
07) Rain Bird
08) The Breath Of Life
09) Just another day
~その時まで~
10) Dear My Friend
11) Good Morning Tokyo
12) Just another dub

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(※1)InK
石野卓球、川辺ヒロシのユニット
(※2)ZOOT
渡辺俊美が以前に携わっていたレコードショップ
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