ロックンロールニュース


レギュラーコラム マイ・オン・ザ・69(ロック) 中西麻衣子a.k.aマイ(料理人)

[2009年09月30日]
vol.55 マイの最強のもつ鍋

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 そろそろ風も秋らしく涼しくなってきました。てなわけで、鍋の季節(早い)!先日エコノマにてモツ鍋をやりました。何屋やねん、うちは。

 モツ鍋をやろうと決めて、早速スープ作り。以前にも書いたあたしの即席モツ鍋スープもいいんですが、また同じのでは芸がない。新たに激ウマな(あたし好みの)スープを作るべく試行錯誤。あーでもないこーでもないしてたらできました!これがまあええ感じ!透きとおった塩スープになったわけです。

 とにかくモツ鍋はあたしは透きとおったスープが好き。まあ味噌味もいいんやけど濃厚過ぎてなかなかモリモリ食べられない。前にも書いた大阪の「もつなべや」の醤油ベースの透明ダシが目指すとこだったのですが、なんやかんややってるうちにまた違うあたし流のスープにたどり着いたのです。醤油感は弱めの塩スープ。豚とにんにくでダシを取り、更に鶏ガラを足し鶏のうま味もプラス。しかもそこへ、偶然お客様からいただいた長崎土産の「飛魚(アゴ)だし」のめんつゆを軽く投入、昆布も入れてほんのり香りづけ。というカルテットダシに、「六億年前の岩塩」というピンクの岩塩を入れて塩味をしっかりつける。で、かるーく醤油、みりん、砂糖を入れて味を調え、最後にゴマ油をひと垂らし。あっさりしているのにコクのあるウンマーイのが完成!何屋やねん、うちは。

 でそこにお馴染み三田牛のホルモンをどっさーとブチ込み、たっぷりのキャベツ、ニラ、にんにくスライス、唐辛子を入れて煮込めば最強のモツ鍋出来上がり!これはウマかった!カウンターにカセットコンロ置いて、金色アルマイトの鍋でぐつぐついってるモツ鍋に群がるお客さん。炊き出しか!石原軍団か!といった具合で、みんな立ったまま器抱えてふーふー言いながらモツを頬張り、冷たい焼酎で流し込み、至福の時。
 そして最後はもちろん〆の麺!生の中華ちぢれ麺をそのままスープに投入し、煮立ってから1分。細麺がモツのダシの出たスープに絡めばもう、うまくないわけがない!はらぺこさんにももちろん、飲んだ最後の〆にもいいラーメンの出来上がりというわけだ。だから何屋やねん、うちは。

「モツ鍋屋やれば!」とみんなに言われました。やりたいなあ〜。プロデュースだけ(笑)

 また気が向いたら突然やりますよ、モツ鍋。てなわけで鍋ではないけど、このスープで煮込んだ塩もつ煮も作ってみたので(今だけ限定)気になる人は食べにきてくださいね。

 やっぱホルモンは最高です。最近ホルモン好きな女子のことを「ホルモンヌ」と言うと聞いたが、ふっ、生ぬるいわ!まず響きが生ぬるい!(関係ない) あたしのホルモンへの愛は、最近ホルモンブームに乗って好きになったようなヒヨッコホルモンヌには負ける気がしねえ!あ、別にケンカ売ってるわけじゃないですよ(気弱)みんなでホルモンを愛せたらそれはそれで幸せなのですよ(さらに気弱)

 ではでは、今日もウマい内臓食べてがんがん飲んで肝臓をぶっ壊せ!(壊しちゃダメです)

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写真は、鍋やった時のエコノマみんな楽しそうでしたわ。


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 ハードロックやヘヴィメタルが大音量で流れる、横浜・本牧の居酒屋系ブラッスリー「ECONOMAT(エコノマ)」。大槻ケンヂを「神」と仰ぎ、セックスと料理の悦びを説く破天荒なオーナーシェフ・中西麻衣子が、料理に導かれ歩んできた波瀾万丈な日々を、その時に生まれた絶品メニューとともに振り返ります。巻末にはマニアックでちょっとアブナイ常連客たちとの必笑トーク集も収録!


「エコノマという店をつくるまで あたしの舌が覚えてきたこと。」中西麻衣子 著

発売日:2009年2月27日(金)
発行元:リトル・モア
定価:1,700円(+税)



中西麻衣子a.k.aマイ(料理人)
有限会社spirytus代表取締役社長。2003年25歳の時に大阪・新町に「フレンチ風居酒屋」と称してビストロ・エコノマをオープン、2006年には横浜・本牧に2号店、ブラッスリー・エコノマをオープンさせ、店のお洒落な外観を裏切るデスメタルやハードロックをBGMにガンガンかけながら激しく営業中。現在本人は、エコノマ本牧店で料理に腕を振るったり飲んだくれたりしている。1番大好きなバンドは筋肉少女帯。


ブラッスリー・エコノマ http://spirytus-economat.com/


vol.54 てんこ盛り大好き はコチラから。


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