ロックンロールニュース


レギュラーコラム マイ・オン・ザ・69(ロック) 中西麻衣子a.k.aマイ(料理人)

[2009年07月14日]
vol.44 音楽がないとええ仕事できません

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 先週の7月8日、あたしは31歳になった。サーティワン。このアイスクリームイヤー、どう過ごすか。次の目標にむかって、しゃかりき頑張る! そしてますます美味いホルモンを探し求めて駆け回り、浴びるほど酒を飲み、思い切り笑う年にする! 仕事はそこそこ頑張る(笑)。とにかくとびきり幸せな一年にせねばなと思っている次第なのでよろしくです。


 誕生日にもらったプレゼントの中に前から欲しかったものがあって感動したのだが、何かと言うと「SHADOW」というメロディックデスメタルバンドのCDである。フィンランドのレーベル「スパイクファーム・レコード」と契約している大阪出身のメタルバンドで、ごりごりのデスヴォイスなのがなんと女性というかっちょええ人ら。前に大阪に帰った時に兄に連れていってもらったバー「LOCK STOCK」のマスターのヤスさんに教えてもらってそこで聴いたのがきっかけで好きになった。CD欲しいなあ〜と思っていたら、常連さんが探してきてくれた。感謝!それからエコノマBGMヘビーローテーション。もうテンションめちゃ上がるのだ。ボーカルの「ヴォォォォォォ!!!」というデスボイスはやはり初めて来たカップルさんとかにはイヤな顔されるが、気にしない!(いいのか?)うちはそういう音楽で売ってるのでいいのだ。


 お陰さまで(?)メタル好きのお客様が増えつつあって嬉しい。筋肉少女帯好きはなかなか来ないけど。やっぱり音楽で通じ合えるのは楽しいね。お店でも「あ、今集まってる人らの感じやったらこんなん好きそうやなあ」と思った曲を選んでかけ、それに反応して「あ〜!これ○○○だー! 好きなんだよー!」「俺も!」「俺も!」みたいになって、そこにいるみんなが仲良くなったりすると「よっしゃ!」と小さくガッツポーズ。


 この前も常連の女の子がお母さんを連れてきて、どうも〜なんて挨拶して普通に喋っていたんだが、まあこのお母さん(60歳近く)がエキセントリックな方で、好きな音楽が結構ハードコア。「SUPER JUNKY MONKEYが好きなのよお」「あたし知らないですねえ、聞いてみましょか」とYOU TUBEで検索してみたところ、そりゃまあパンチの効いたかっこええハードコアバンドではないか。「ボーカルの子が死んじゃって解散しちゃったんだけどねえ」「すげえ!お母さんCD貸してください!」「いいわよ〜」なんてケラケラ笑っている。うちの母とほぼ同い年くらいなのに驚いたもんだ。「お母さん、じゃあこれなんてどうですか?」「あら!いいわね!こういうザラザラした音が好きなのよ!」「これ、FACTっていう最近の日本人のバンドなんですけど、アメリカでデビューしてるんですよ」「すごいわあ。またドラムが重たい音でいいわね!」みたいな会話をしていたんだが、お母さん、かっこよすぎますよ。音楽に年齢は関係ないのだ。


 まあご存じあたしは筋少好きでデスメタル好き。もちろん毎日いつでもどこでも聴いていたい。朝から晩まで。でも実はお店の仕込み中はハードテクノを聴いていたりする。「なんでやねん!」と思うかもしれないが、意外と好きなんす。で、しかも仕事が早くなる。7年前くらいに買った「REBOOT♯001 MIXED BY DJ Q’HEY」のCDは今でも厨房で料理しながら聴くとやっぱりはかどる。


 とにかく好きな音楽があってこそ仕事も生活も食事も酒も楽しくなるのだ。無音で過ごすことなんて考えられない、あたしは。人によるだろうけどね。


 さて、今日は5年前に買ったCDが部屋の荷物から転がり出てきたのでそれを聴こう。SKINDREDの「BABYLON」。メタルでもないしテクノでもなくレゲエハードコア(ミクスチャーかな?)なんやけど、こんな暑い日はこんな感じがええかもね。


 じゃ、ええ音楽も用意できたし、飲むか!



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モツ鍋カレー

要するにモツ鍋作ってカレールー入れただけ。

ミックスホルモン
キャベツ
ニラ
にんにく
輪切り唐辛子    各適量

かつおだし
昆布だし
鶏ガラスープの素
醤油
みりん
市販のカレールー
カレー粉  (カレールーだけでこと足りるんやけど、あたしはカレー粉が好きなので足しました)
水溶き片栗粉 (これもカレールーのとろみで足りる場合はいりません)
ゴマ油


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写真は気まぐれに作ってみたモツ鍋カレー
夏はカレーでしょ。


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 ハードロックやヘヴィメタルが大音量で流れる、横浜・本牧の居酒屋系ブラッスリー「ECONOMAT(エコノマ)」。大槻ケンヂを「神」と仰ぎ、セックスと料理の悦びを説く破天荒なオーナーシェフ・中西麻衣子が、料理に導かれ歩んできた波瀾万丈な日々を、その時に生まれた絶品メニューとともに振り返ります。巻末にはマニアックでちょっとアブナイ常連客たちとの必笑トーク集も収録!


「エコノマという店をつくるまで あたしの舌が覚えてきたこと。」中西麻衣子 著

発売日:2009年2月27日(金)
発行元:リトル・モア
定価:1,700円(+税)



中西麻衣子a.k.aマイ(料理人)
有限会社spirytus代表取締役社長。2003年25歳の時に大阪・新町に「フレンチ風居酒屋」と称してビストロ・エコノマをオープン、2006年には横浜・本牧に2号店、ブラッスリー・エコノマをオープンさせ、店のお洒落な外観を裏切るデスメタルやハードロックをBGMにガンガンかけながら激しく営業中。現在本人は、エコノマ本牧店で料理に腕を振るったり飲んだくれたりしている。1番大好きなバンドは筋肉少女帯。


ブラッスリー・エコノマ http://spirytus-economat.com/



vol.43 海とアングラピーポー はコチラから。


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