[2009年01月28日]
vol.20 PETERPAN DRUNKERS
太りたくない! ……って書いてまだ1週間ですが、舌の根も乾かないうちに、ここ1番のもの凄い暴飲暴食をしてきた! バカだとお思いですか? ええ、バカですとも。
エコノマ本牧は火曜日が定休日。なので、同じ火曜日にお休みの常連さんらとよく飲みにいったりする。その日もそんな感じで、同じ業種の仲良しの常連さん男子3人と、あたし、旦那の計5人で夜集まることに。
大体このメンツが集まるとろくなことがない……と書くと語弊があるが、とんでもないバカをやらかす傾向にある。
去年の夏。エコノマのお客さんを集めて海でバーベキュー大会を開いた時のことだ。先に挙げた常連3人(仮にA、B、Cとする)プラスあたしを中心に、バーベキューの炭を手につけて色んな人の顔に塗りつけて嫌がらせをするという暴行をはたらいて遊んだ後、ノリで海に服のまま飛び込んだ。ずぶ濡れのあたしたちはみんなと同じ車に乗せてもらうことを断固拒否され、バカ4人はAくんのオープンカーにまとめて乗ることになった。ただ着替えのあったCくん以外びしょびしょなので、あたしとBくんはゴミ袋に穴を開けておむつのように履き、Aくんは上半身裸。ただでさえテンションが上がっているのに、状況が状況なので全員のバカさはピークに。高速道路を走りながら、濡れたお札を乾かしていたら、ただ乾かすだけに飽き足らず、助手席からお札を持った手を離して後部座席でキャッチできるかという無謀な挑戦をすることに。結果惨敗。合計6,000円(だったかな?)を道路にばらまいた。「大きいもんやったらとれるやろ!」と、Bくんの帽子でもやってみたところ、勢いよく風を受けたキャップは猛スピードで後方200メートル先へ瞬間移動。
「あれ気に入ってたのに!」……じゃあやるなよ(笑)。全員大爆笑のまま本牧へ帰ったが、他のまともなメンツからは散々呆れられた。
うちらの中では、無駄にした色んなものの100倍は楽しめたのでOKだった。
そんなメンバーで久々集まって何かないはずはない。まずは伊勢佐木町の沖縄料理屋さんでモツ鍋。散々飲んでシメまでキレイに平らげ、別のバーへ移動することに。
そこへ向かう途中、ケンタッキーを見つけ、
「チキン食べたくね?」
ノリでみんなでチキンを食べることに。一人一個チキンを頬張りながら横断歩道を渡る。「うちらアホみたいやな。何歳やねんてな。」はい、平均年齢約35歳です。
道路を渡りきったところにミスタードーナッツ。
「ドーナツ食べたくね?」
迷わず店に入り、一人一個お好みのドーナツを購入。
「あ、あたし米粉ドーナツ。」
こめこ?○メコ?発音はこめ↑こですか?こめこ↓ですかっ?と店員さんを散々困らせた後、店を出てドーナツを頬張りながらまた歩くバカ5人。
しばらく歩くと道端でイチゴの移動販売をやっているのを発見。
「フルーツ食べたくね?」
迷わず大ぶりのとちおとめ2パック購入。「果物はいいね、さわやかだね」と微塵もさわやかでない連中がイチゴをわしわし食べながらまた歩く歩く。
進路にマクドナルド発見。
……「道変えよか。」
その後こじゃれた立ち飲み屋を見つけて入り、A、B、Cくんはウイスキーをストレートでワンショットずつ、あたしと旦那はテキーラをショットで飲み干し5分で退店。
目的地ほど近くなり、コンビニでBくんとCくんがタバコなどを購入している間にAくんが不穏な動き。
「肉まん食べません?」
食べません!という意思そっちのけに一人一個のほかほかの肉まんがあてがわれる。
「食の暴力……。」
ぶつぶつ言いながら完食。ようやく目的地のバー、「FAR EAST」へ。
全員胃が重たいにもかかわらずのほどよいテンションで何杯か各々酒を飲み、Cくんが終電で帰らなければいけないため退店。
駅まで向かうにはある場所を通るはめになる。そう、マクドナルドだ。
「ハンバーガー食べたく……」
食べたくないです! と各々思いながらもなぜか足はレジの前へ。
「ダブルクオーターパウンダーチーズを5個で。」
“ニッポンのハンバーガーよ、もう遊びは終わりだ”というキャッチフレーズでお馴染みの、通常の2.5倍のビーフパティを使ったクオーターパウンダーを、あなたはもう経験しただろうか。それの、しかもダブルですよ。通常の5倍ですよ。本気バーガーですよ。
もうすでに胃腸が悲鳴を上げているところに本気バーガーが突入。「一気に食べないと負ける!」全員本気バーガーのジューシーさに別の意味で涙目。
……あたし遊びでよかったのに…
でも完食。
A「いっやーでもマイちゃんもよく食べるよね!(一応女子やのに)」
マイ「いやいや食べますよそりゃ。このノリで食べなきゃドン引きでしょ!」
C「これで『いや〜ん、もう食べれなぁ〜い』とか言われてもねえ!」
B「全部食べんのもドン引きだけどね……」
モツ鍋に後合流だったBくんには更にビックマック(遊び)があてがわれる。Bくん完食。よく戦いました。
Cくんが帰り、その後知り合いのバー、「SHARE」に行き、シメに一杯頼んだのだがこれがまた全然入っていかない。そりゃそうや。ノリは高校生でも体は30代。気合いで飲み干したのだが全員意気消沈。でも笑えましたわ。胃がはじけてホルモン飛び出すんちゃうかと思ったけど、大満足のバカフルスロットルな一日。
あたしのこういうノリは昔から変わらない。いつまで続けられんのかなー。
ってだから太りたくないって言ってるのに!(笑)
翌日は節制しましたよ勿論。一日食べ過ぎた日があったら、翌日で調整。これでOKなんですよ。毎日やってたら死にますよ。ほんまに。
今年もこのメンツでバカやらかすんやろうなと思うとワクワクすると共に体が心配ですよ。まあ笑えたらいいし、みんなが笑えばそれでよし。
てな具合で、今日もバカになるぞ! 飲むぞ!

写真は噂の本気バーガー。肉汁が目に痛いです。
中西麻衣子a.k.aマイ(料理人)
有限会社spirytus代表取締役社長。2003年25歳の時に大阪・新町に「フレンチ風居酒屋」と称してビストロ・エコノマをオープン、2006年には横浜・本牧に2号店、ブラッスリー・エコノマをオープンさせ、店のお洒落な外観を裏切るデスメタルやハードロックをBGMにガンガンかけながら激しく営業中。現在本人は、エコノマ本牧店で料理に腕を振るったり飲んだくれたりしている。今年で30歳。夫はクレイジーケンバンドのサックス、中西圭一a.k.aジャッカル。でも1番大好きなバンドは筋肉少女帯。
ブラッスリー・エコノマ http://spirytus-economat.com/
![]()
中西マイって何者? と思った方! 特集では対談を掲載中です。
マイ・オン・ザ・69(ロック)連載スタート記念対談(後編)
中西麻衣子a.k.aマイ×中西圭一a.k.aジャッカルの夫婦対談です。
中西麻衣子a.k.aマイ
(料理人)
プロフィール
横浜・大阪にハイテンションなフレンチ居酒屋「エコノマ」を構える、有限会社spirytus代表取締役社長兼料理人。大槻ケンヂを神と仰ぐメタル好き。でも服装はパンク好き。
ファンレターなどはコチラから。
コラムTOPへ
最近のバックナンバー
- vol.77 感じるオトナになりました
- vol.76 ○○は風邪ひかない?
- vol.75 ファイト一発!
- vol.74 ホルモンに撃たれて眠りたい
- vol.73 同じ鍋の鶏を食った仲
- vol.72 モツのあらし!
- vol.71 大阪遠征してきましたで!
- vol.70 人と酒とうまい飯

























