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レギュラーコラム ジョン・B・チョッパー

[2007年09月25日]
vol.2 合い言葉は「かわいい」

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「あ、UFO」


 枯れた木枠の窓の小さな雑貨屋さん。チロリアンテープを手にとって呟く彼女。このお店の“made in ほにゃらら”なものに興味があっても、決してUFOに感心があるわけではないだろう。妙な宇宙人の刺繍も、この小さなワールドのなかでは愛おしい存在。買う気はゼロ、けれど、合い言葉は「かわいい」。


「これもかわいいね」


 今度はチェリー柄のテープを手に取っている。ところで、チロリアンテープってなに? ぼくの正直な疑問も封印。そんなことは雑貨以上にどうでもいいこと。オカンの作った弁当を思い出す。プチトマトなんて入っている感じではなく、蓋を開けると印象がいつも黄色かった。遠足のときだけ、缶詰の赤いサクランボが銀紙に入っていた。これは貧乏くさい話ではなく、このお店に負けず劣らず昭和のビンテージ心。


「いく?」


 店をでると、前は湿った居酒屋。その隣はヒップホップがガンガンのXLサイズのTシャツが並ぶ洋服屋さん。時がまた動き出す。


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UFO柄のチロリアンテープ

購入店:神戸の元町にある雑貨屋さん。
値段:おぼえていない。


ジョン・B・チョッパー(ミュージシャン)
1967年11月4日生まれ。さそり座の限りなくA型に近いAB型。ロックバンド ウルフルズのベーシスト。



vol.1 猫好きな女 はコチラから。



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[2007年09月14日]
vol.1 猫好きな女

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「いや〜ん、よしよし」


 ジーンズのローライズ加減も忘れているのだろうか、猫も彼女も小さく丸くなっている。ほのぼのとした決して嫌みのないはずのシチュエーション。後ろから眺めるのは、退屈だけど悪くはない。立ち止まる夕方の幸せ。さっき降った雨も今は心地よい。


「なでなで」


 風呂にも入っていない野良猫、彼女はキレイ好きなはず。素手の感触はどうなんだろう。正直、ぼくが気になるのは衛生上のこと。
「猫の毛って固かったけな、どうだったか?」
猫を飼ったことがないのでピンとこない。あ〜、そういえば「猫っ毛」って言うくらいだからやわらかいのだろう。ちなみに、オーストラリアでコアラを触ったときは剛毛だった。


「バイバイ」


手をふる彼女、お別れのときがやってきた。
猫はそのまんま。相変わらず目つきが悪い。それでもかわいいのは猫の証。


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針金の髭の猫。

購入店:カンテグランデ中津本店(大阪のインド喫茶)。
値段:ひとつ800円。


ジョン・B・チョッパー(ミュージシャン)
1967年11月4日生まれ。さそり座の限りなくA型に近いAB型。ロックバンド ウルフルズのベーシスト。



vol.2 合い言葉は「かわいい」はコチラから。



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