[2004年02月26日]
vol.46 ラード

電車の窓ガラスにはオッサンが残した頭のラードがまるで魚拓のようにこびりついている。あれだけはどうしてもダメだ。もし「世界の車窓から」を観ているとき窓ガラスにラードを発見したらボクは間違いなく逝く。仮にラードベッタリの窓ガラス越しに無修正のAVを観ても…多分イク。そんなことはどうでもよくて、ボクはラードを見るたびオッサンにだけはなりたくないと思ってしまう。
そんなある日の午後。ボクは東横線に乗っていた。向かいの座席で3歳ぐらいの子供が窓ガラスにこびりついたラードを指でなぞりながら絵を描いている。驚きと恐怖で潮を吹いてしまった(男だど)。「亜土ちゃん」が憑衣したかのような勢いで楽しそうに絵を描く子供。果てはピカソか亜土ちゃんか。一向に指を止めようとしない。もの凄い制作意欲。
この異様な光景を盗撮しようと携帯を取り出すと画面にはラードがベッタリ! ボクはすでにオッサンだったみたい。ショック…。
もっこりハチベエ(ライター)
かれこれ7か月、顔を会わせていない親にゼリーの詰め合わせを送ったら数日後お礼の手紙と1万円が。せっかく親孝行したのに…。とりあえず1万円ありがとうございました。
[2004年02月19日]
vol.45 もしも女の子だったら・・・

不規則な生活をしていると眠りたいときに眠れず布団の中でモゾモゾしながらどーでもいいことを考えてしまう。今朝もそうだった。
ボクはたまたま男に生まれたけれど、これが何かの弾みで女に生まれていたらどのような人生を歩んでいたのだろう? どんな名前でどのぐらいのバスト・ウェスト・ヒップでどんな職業についていたのだろうか?
両親の顔を考えると女に生まれても「しょうゆ顔」は変わらないだろう。女優のりょうと写真家のヒロミックスの真ん中あたりの顔。スリーサイズは上から81−59−85ぐらい。容姿は可もなく不可もなくといった感じ。なんかオモシロ味がなさそうだ。
女の子以外にもいろいろ考えてみた。犬、新幹線、バイブ、歯ブラシ…。どういうわけか何に生まれてもつまらなそう。これはボクがネガティブなのか想像力が貧しいからなのか? いろんなことを考えていたら眠れなくなったので部屋の模様替えをしてみた。
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。
[2004年02月09日]
vol.44 愛のメモリー

友達が少ないボクにとって携帯電話のメモ
リーに新しい番号を登録するときほど幸せを
感じる瞬間はない。
新しい番号が追加されるたびボクは「あいうえお」順に名前、番号を見ながらその人の顔を思い浮かべては悦に入る。でも、その人の顔を思い出した瞬間、イヤ〜な思い出まで一緒に思い出しちゃうことがある。ケンカ別れしたとか怒られたとか貸した金を踏み倒されたとか彼女を横取りされちゃったとか…。
思い出したくなければ番号を消去すればいいのに消去するとメモリーが減るというパラドックス。気分は浜田麻里。
なかでも女の子の番号は着信拒否されたとか二股かけられていたとか忌わしき出来事を思い出しても絶対に消すことは許されない。顔さえ思い出せないような女の子の番号でも。消してしまったら二度と連絡することが出来なくなるからだ。この期に及んでボクは何を期待しているのだろう。往生際が悪すぎる…。
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。
[2004年02月08日]
vol.43 誰似?

「芸能人で誰に似ているか?」。別にどうだっていいようなこの質問。悩むほどのこと
じゃないけど聞かれるたび答えに困る。
それはボクの顔が薄っぺらくて似ている芸能人がいないのもさることながら「○○○○
に似ている」って自分で口にするのが恥ずかしいからだ。答えたところでどうなるもんでもないし、逆に「わたしモー娘。の飯田に似てるって言われる」とか言われても血液の逆流を押さえつつ「あ〜、言われてみれば似てるよねぇ」とか言わなきゃならないし…。
だからボクは誰に似ているか聞かれたら、逆に「誰に似てると思う?」と聞き返すことにしている。すると、相手の口からは「仏像」や「能面」などの純和風なものから「C−3PO」や「口元がロボコップ」などアメリカンなものまで。和洋折衷、芸能人というか人間なんて出てきやしない。
まぁ、それだけ個性的な「世界にひとつだけの顔」ってことでしょう(強引に納得)。
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。
[2004年02月07日]
vol.42 学歴詐称・2

違う車両からは他のクラスの話したこともないヤツまでがボクに会いにやって来た。車内は一時騒然となった。間違いなくボクの人生で最も注目を集めたときだろう。チヤホヤされ気分が良くなったボクはよせばイイのにラブホテルのシステムや女体の神秘までイメージで語ってしまった。もう逃げ場はない。
ちょっとした出来心で言ったひとことは想像以上に巨大化しボクの心とカラダを蝕んで行く。ヘンな汗が止まらない。
「あと数分で京都駅に着く!」というところでサッカー部の不良が言った。「で、SEXの相手は誰なんだよ?」。マズイ!ついに核心部分に触れられた。どうしよう! 肝心の相手までは考えていなかった。古賀議員みたいに渡米して時間を稼ぐことはできない。追い込まれたボクは「相手はイトコのお姉ちゃん」でファイナルアンサー!試合終了!
この詐称が原因で完全孤立したボク。古賀議員の気持ちは痛いほどわかる…。(完)
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。
[2004年02月06日]
vol.41 学歴詐称・1

学歴詐称騒動で一躍「時の人」となった民主党の古賀議員。彼が何を詐称しようが知っ
たことじゃないけど「詐称」という言葉を聞くたびにあることを思い出す。
忘れもしない中3の修学旅行。京都へ向かう新幹線。隣に座っていたヤツと「SEXをしたことがあるか?」という話題になった。
キスをすれば子供が出来ると思っていた当時のボクにとって「SEX」は未知なる領域。それなのにボクは平然と「オレ、SEXしたことあるよ」と「初体験詐称」をしてしまったのだ。なぜそんな詐称をしたのかいまだにわからない。ボクがSEXをしたという噂は瞬く間に新幹線内を駆け抜けた。
噂を聞きつけたクラスメイトから矢継ぎ早に質問される「SEX」に関するエトセトラ。
そのひとつひとつにイメージで答えるボク。「SEXをした」と言っただけでボクを見る目が違う。新幹線内はボクが「SEX経験者」という話題で持ち切りだった。(つづく)
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。
[2004年02月02日]
vol.40 プレゼント・2

誰の誕生日かも知らされず金だけ渡され仕事そっちのけで街を右往左往。ボクはいった
い何をしているのだろう? 「良さそうなプレゼント」っていう大雑把さに甘えてテキトーに花束とか買ったらフツーすぎて怒られそうだし…。かといって考えているヒマもない。
この迫り来る恐怖感。まるでパシリだ。
パシリといえば高校生の頃、ボクはヤンキーにジュースを買いに行かされ、気を利かせ
てパンも買ったら大喜びされたことがあった。これだ! これしかない!! ボクはそのときの経験をアレンジしてフランスパンと良さそうに見えるワインを買った。
これなら上司も喜んでくれるにちがいない。
自信満々に調達してきたプレゼント手渡すと「3歳の娘がこんなもんで喜ぶか!」と上司から思いきり雷を落とされた。3歳の娘にフランスパンとワイン。喜ぶわけがない。それなら3歳の娘にあげるプレゼントってことを先に言ってくれればいいのに…。 (おわり)
もっこりハチベエ(ライター)
お財布に入れておいたコンドームが破れ、腐り、1万円札2枚と住民票&歯医者の診察券をダメにしちゃいました…。必要のないものを財布にいれるのはよくないですね。































