[2004年06月25日]
熟爛漫 vol.9

拝啓、トールマンの皆さま。いかがお過ごしでしょうか?
この度、リリー師匠から‘われわれトールマン(背長族)の生態調査ならびに考察’という我が身の丈にも余る長大なスケールのテーマを頂きました。
今まで、普通の背の人たちにはなかなか伝えづらかった、トールマンとしての生活意識やささやかな主張なども織りまぜつつ、随時、レポートしていこうと意気込んでおります。
つきましては、トールマン同志のお力を拝借することも多々あるかと存じます。
その時は、どうか、ト−ルな御支援の程をよろしくお願いいたします。
* * *
まずは、甚だ僭越ながら、わたくし自身のト−ル報告から。
先日、会社で健康診断があり、身長測定では190.8cmと、前年より6mm縮みました。毎年、計測員の女性に、「背筋をしっかり伸ばして下さい」と再三注意され、渋々応じたフリして、そのスキに膝を折るという細かな折衝をしつつ、191cmの前後ぐらいで何とかおさまっています。
とはいえ、人にはよく「また一段と(ズボンの裾が)つんつるてんだね」と成長期の男子のごとくからかわれたりしています。
背だけではなく、顔のサイズも伸びた(デカくなった)と指摘されることもあります。そういえば、最近、顔が重くて、よく肩が凝ります。齢を重ねるにつれ、平らな地面でつまづきやすい(意識の上での歩幅と、実際に運ぶ足幅のズレが大きい)など、トールマンを維持するのは結構しんどいことですが、特にこの顔の大きさはこたえます。NBAのケビン・ガーネット選手のような端正な小顔の巨人に憧れています。
ひとつだけ、通勤客の少ない地下鉄南北線に乗るようになって、嬉しい発見。
席に座ったまま、腰を浮かせず、読み終えた新聞を網棚に乗せることが出来ました。まるで、スラムダンクを決めるように! 小学生時代、バレーボールのネットが余りに低すぎ、敵のアタックを鼻で受けて以来、スポーツにはまったく縁のない私が、久しぶりに味わった‘トールマン’ならではの痛快事でした。
大人になってからは、さすがに言われなくなりましたが、中高時代(まだギリギリ190cmなかった頃)のあだ名は‘ジャンボ’。今は亡き「鶴田」や「仲根」、今回参議院選挙に出馬する元高校球児の「宮城」氏同様、まったくストレートに「ジャンボ園田」。「おいジャンボ、勉強教えて」と頼まれたりしていました。
他に、自分の背の長さを実感する時といえば、やはり、洋服の試着です。肩より低めにシャツを合わせてもまだまだ短かったり、おそるおそる袖を通したはずなのにスーツの縫い糸がちぎれたりなど…。
まあ、トールマンにはつきものの悩みですが、もういい加減そろそろ、自分に合った着こなし・コーディネートを身につけたいと思っています。
園田敦史
「全国コンビニで発売中のゆる〜いエロ実話誌『ウォーA組』(7月1日から都庁指導によりビニール梱包になります)編集人。最近の熟目は、「NHKアーカイブス」の加賀美幸子さん。

























