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レギュラーコラム ZONONEM

[2003年06月26日]
熟爛漫 vol.3

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 岩手県一ノ関駅。人気のまばらなロータリー。カメラが近付くと、深々とおじぎをする中年の女性。パーマの髪に(斉藤ゆうこが掛けていたような)大ぶりの黒縁眼鏡、レトロなピンクのスーツ。

 シーンが変わって、県道脇に止められた車の中。助手席に座る中年女性の胸元をまさぐりながら、監督(兼男優)が尋ねる(中年女性は、終始、うつむいたまま、消え入るような小声で答える)。

「奥さん、しないの?」「……」

「浮気」「……」

「しようと思えばできるでしょ?」
「うん…。しようと思えば……」

「モーションとか、かけたり?」

「……ううん」「しないの?」「ちょっと…」「今日は?」「……えっ?」

「今日は、どんなプレイがしたいの?」「アナル、です」



 結婚なんてしてみるまではわからなかったが、妻の留守中に観る‘人妻AV’のいやらしさは、何ともまた格別である!

 妻から「同僚との飲み会(王様ゲームあり!)で今晩遅くなります」とのメールを受けるや、慌てて仕事を切り上げ、レンタルビデオの人妻コーナーに直行。‘西小山商店街の浅芽陽子’こと肉屋のおばさんに無理矢理買わされた、腐りかけのローストビーフをつまみに、ビールを飲みつつ、スタンバイ。
 至福のひとヌキに用意したのは、鬼頭光監督の『全国出張スペシャル〜誰も知らない人妻たちの午後〜』。川奈まり子や桜田由加里といった、圧倒的な注目を集めるような‘絶世の熟女’の‘カリスマ艶技’ではなく、あるいは逆に、「もののけ奥さん」や「おげれつ妻」といったネーミングで好奇の視線にさらされる‘キワモノ熟女’の‘エキセントリックすぎる痴態’でもない、‘地方に住む40代半ばの中年女性’の‘久しぶりにするSEX’をテーマにした、秀作である。



「ご主人には、頼んだことないの?」「……そういうのが載ってる雑誌とか漫画とか…、こう、…見せたりするけど…」「興味しめさない?」「…ん〜、…おまえは変態だなって」「それだけ?」「……」


 4年半のSEXのブランクを、3時間のAV 出演で埋めるべく、デカイ乳首をつねられて感じ、たるんだ脇腹を撫でられて感じ、監督の足舐めに、眼鏡をずり落とし、感じまくる。両手を縛られ、四つん這いのまま、鏡の前でバイブ責め。たまらず立て続けにイキまくる。目隠しで言葉嬲りもさんざんされて、そして、いよいよ、クライマックス! 肛門周辺を揉みほぐし、念願のアナル貫通! 監督が、突き立てたのはペニスではなく、細長のアナルバイブだったが、すでに失神しかけの中年女性には充分であった。



「飲み会最高潮、帰れません。『ダウンタウンDX』ビデオヨロシク」

 一時間のインターバルは、肉屋のおばさん特製チャーシューでつなぎ、今夜はまだ、もう一本、観れるかもしれない…。

園田敦史
TBS再放送中(関東地区のみ)の『高原へいらっしゃい』で、益田喜頓の昔の恋人を艶じる津島恵子の五十路の色気にたまらず昇天。メカに強いが接客は苦手なみっちゃん役・池波志乃の早熟な熟し具合も…。