[2008年03月10日]
新・オレ流 vol.21

「どんどんいい選手がメジャーに流出してしまう」と。
「このままでは、日本のプロ野球は、メジャーの2軍となってしまう」と。
「で、日本のプロ野球人気はますます低下してしまう」と。
うん。
確かにそうだろう。
が、待てよ、と。
今年のメジャーのキャンプ情報を見ていて、特に思った。
もともと、選手として脂が乗り切った時に、メジャーに行って活躍してもらい、そして、選手生活の最後を、再び、日本に戻ってプレイする。
これが理想であったハズだ。
メジャーで学んだノウハウも、日本に持ち帰って、伝授できる。ファンとしても、「戻ってきてくれた」ということで、応援にも力が入る。
が、なんだよ、と。むしろ、現実は逆じゃん!
桑田投手、高津投手と、クビになった名選手が、働き場を求めて、選手生活の最後に、メジャーに行ってるじゃん!と。
手術して2年間ブランクがある野茂投手、去年、浪人だった藪投手も、再び、メジャーに挑戦している。
そんな姿が連日、報道される。ここには、ストーリーがある。当然、応援したくなるというもの。
桑田、高津両選手なんて、あれだけ実績があるにも関わらず、リスペクトがない形でクビにした経過も、ファンはちゃんと知っている。
年功序列な社会の日本のハズなのに(苦笑)、「歳がいってる」ということで、引退に追い込まれていく。なんか、球団内の、嫌な人間関係も人事に左右されているとも。派閥とか、好き嫌いとか。。。
逆にメジャーは、年齢関係なく、「実力があれば、いいじゃん」という、プロ・スポーツとして当たり前の考え方。どっちが、共感を呼ぶかは、言わずもがなだろう。
僕らは、「ザ・会社」の縮図を、プロ・スポーツに観たいワケじゃない。力があれば、オーケーっていうシンプルな構図だからこそ、夢を託せるワケだから。そういう意味で、横綱バッシングをしている角界にも、「喝!」だ。
だからこそ!
日本のプロ野球では、数少ない40歳以上のプレイヤーを、今年も応援していきたい。
ベイの45歳の工藤投手、42歳のマリーンズの小宮山投手、同じく42歳のドラゴンズの山本昌投手、そして、40歳、復活に賭ける清原選手を、だ。
山崎二郎(「Barfout!」編集発行人)
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