[2008年01月25日]
新・オレ流 vol.18

年末年始、束の間のオフ・シーズンに、野球選手が出てるTV番組を今年もチェック。昔は、パンチ・パーマあて、ゴルフ・スラックスを履いて、演歌歌っていた歌番組がお約束であったが、今はもうないみたい。寂しい。
で、まずは、恒例の運動会。これまで「ゆるいだろ」と観てなかったのだが、今年、何気に観てみたら、これが面白くて。吉本が制作が入っているのか、芸人がたくさん出てて、野球選手も芸人のように扱われ、いじられているさまがオモロイ。選手も突っ込まれるのを愉しんでいるし。なんか、子供の頃から抱いていた「野球選手=最高峰にモテ」から、芸人>野球選手という、モテの変化を如実にブラウン管は映し込んでいたのだ。
中でもサイコーなのは、ドッキリ。ベイスターズ、番長・三浦投手に、失礼な突込みをする芸人に対してキレるというドッキリ。これが三浦、上手いんだ。で、芸人が「野球選手には好かれたいと思うから、キレられると悲しいですよ」と。全く同感すよ。で、もっとあった。アニキ・金本が小鉄にドッキリっすよ! 去年もやっていて、映像観たら、マジ、金本怖かった。普段から、藤本、新井とか若手をいじり慣れている感じが伝わってきて。
で、今年はさらにレヴェル・アップ。長州力とアニキが対談、司会が小鉄。失礼な質問をするアニキに対して長州がキレ、別室に連れ込み一触即発に。蒼ざめ、おっそりと別室に入った小鉄が目にしたのは、怒号を発しながら、ソファで横になって格闘している2人。で、ドッキリ、カミング・アウト。レギュラー番組化してほしい!
それと圧巻だったのが、やはり、落合監督出演の特番。同じ歳で、仲がよい梨田新監督と、ドラゴンズ時代のチーム・メイトの与田キャスターと、料亭でゆったりと飲みながら収録という設定ゆえ、超リラックスで本音がポンポン。なんと、去年の始め、浪人危機の中村ノリ選手を、落合監督に橋渡ししたのは自分だったと、梨田本人が明かす。で、契約。シーズンも中盤の7月頃、練習でふて腐れてる態度をしているノリに、「(お山の大将だった)近鉄時代に戻ったの。で、ゲーム出さなかったの。そのあと、『このままなら使わないよ』って、1時間くらい話して。アイツ、泣きながら聞いてたよ。それから、変わったんだよ」とすごい話が。あと、200勝目前で、足踏みしていた山本昌の、今年の起用法について、「昌のためにチームを犠牲にはできないもん。選手、裏方、職員と200人もチームにいるわけで、彼らに対しての責任が監督にはあるわけだから」と、メディアからは「オレ流」、「自分勝手」と言われ続けてきた落合監督が、実は他の人より、組織においての「責任」に敏感な人であったということが、観た人々に伝わったのではないか?
うーん、「今年も落合監督を追い続ける」。そう誓った新年だった。そしたら、別の番組で、ふっくんといっしょに、坊主にするために床屋に行った映像が流れてて………。一瞬、めげた。確かにめげた。が、「それはそれ」、「家族と野球は違う」と、自分に言い聞かせた。毎年のオフ・シーズン、家族でTVに出てるのを目にするうちに、こちらも鍛えられてきたのだ。
山崎二郎(「Barfout!」編集発行人)
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今の視点で、新しい世代に届けたい90年代の名盤を復刻するシリーズ『standard of 90's』。RRNの特集では、監修を務める山崎二郎さんに、90年代の音楽の魅力や復刻に至った経緯など語っていただしました。詳しくはコチラから。

































