[2007年08月10日]
新・オレ流 vol.10
海の向こうでは、バリー・ボンズがホームラン記録で、ついにハンク・アーロンに並んだと。日本にいると、実感できないけど、アメリカでのステロイド使用疑惑についてのバッシングはすさまじい、みたい。ヒップホップ・マガジンの『SOURCE』でも特集組んでたし。通常は大記録達成には立ち会うコミッショナーも、直前まで、立ち会うかどうか?名言しなかった。で、「この国では疑わしいだけの者は、潔白」と声明を出して、立ち会った。が、「今の時点では」という、記録を認めることを保留するニュアンスも忘れずに。
が、ずっと思ってた。ボンズが使用したとされた時期は、使用が禁止されていなかった時期。だから、マーク・マグワイアもサミー・ソーサもガンガン使ったとされ、ガンガン、ホームランかっ飛ばして、シーズン記録更新で、国民が盛り上がったじゃん。
ボンズの記録が認められないのなら、ソーサやマグワイアの記録も無効にするのか? できるのか? どこで線を引くのか? 線を引いたら、大事とされる価値観の「フェア」でなくなるのではないか?
とにかく、報道を見てると、「ボンズ、オマエ、ステロイド使ったでしょ? 認めろよ」という一点だと思った。そして「認めたら、さっさと引退しろよ」と。ゴツイ風貌、挑戦的な発言、メディアに対してぞんざいな態度、そして、黒人だからか? ヒール役になる要素がてんこ盛り。
が、現場の選手の意見が異なるのが興味深い。ボンズの「技術」へのリスペクト発言が相次いでる。同じフィールドでプレイしてたら、ギリギリまでボールを引き付け、体重を後ろ足に残したまま、一気にしばきあげるテクニックが、誰も真似ができないことを実感しているからかと。誰の発言か忘れたが、「四球が乱発される中、数少ない打てる球を、確実にボールをバットに精密に当てる、高度なテクニックはストロイドとは関係ない」。この言葉が言い当ててると思った。
断固、ボンズ支持! で、数々のバッシング、嫌がらせ、妬み、いじめに遭いながら、店のNo.1を目指すホステスを描いた『女帝』。ドラマでは主役を加藤ローサが。本人も「台本読んで拒絶反応が」と語っていたが、けなげさがいい味を出してる。そして、タフになっていくみたいな……。そこに、無理矢理だけど、ボンズ←→ローサ・ラインが形成と。
山崎二郎(「Barfout!」編集発行人)
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山崎二郎
(「Barfout!」編集発行人)
プロフィール
三度の飯より野球好きなオレ。野球と杏さゆりをこよなく愛する男(落合3世)のオレ流マイライフ。
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