[2004年03月22日]
恋のナイトフィーバー vol.7

新宿タイムズスクエアで『許されざる者』を観た。今さら劇場に行かなくても、ウチのDVDプレーヤーでヘビーローテーションになってる映画だが、友人に誘われて観に行ったのだった。大画面で見直してみても、特に新しい発見はなかった。いや、何か発見しようと思って映画を見ているわけでもないし。12年前も今も変わらず、素直に酔った。
子供の頃は男らしさの価値を微塵も疑わなかったものだが、歳をとるにつれて男のどうしようもない愚かさが身にしみてくる。
まだ三十代までは、バカが男の道だからなどと思っていたが、四十にもなると、許されざる男の一員をやっていることに、ほとほと嫌気がさしてくる。まったく男って奴はどいつもこいつも、つまらぬプライドでものを言い、誰かより優位に立つことに必死になりやがってバカどもめ……と、結局は自分自身が偉そうにしたがっているという罠から抜けられないのだ。黙ってろよ、俺。
名作中の名作なので細かい説明は省かせてもらうが、男というものを描いた映画で『許されざる者』以上のものを私は知らない。もっと歳をとれば、『許されざる者』も甘いなと思ったりするのだろうか。まあ、そこまで長生きできれば、幸せな爺さんになってることでしょう。
































