[2007年01月25日]
特別編「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」第3話
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』:フジテレビ系
第3話:2007年1月22日(月)
夜9:00〜9:54(全11回)
原作:リリー・フランキー、脚本:大島里美、演出:谷村政樹
主題歌:「蕾」コブクロ
出演:速水もこみち、倍賞美津子、泉谷しげる、浅田美代子、香椎由宇、石黒賢、平岡祐太、チェン・ボーリン、高岡蒼甫、柄本佑、赤木春恵ほか

前回では大学生活が始まったばっかりなのに、今回はもう卒業です。ラストに向けて、ストーリーがオカンとの関わり合いがメインなので仕方ないとしても、ちょっと急ぎすぎな感じがします。香椎由宇や平岡祐太らの関わり合いが手薄で、もう1話分ぐらい大学生活を描いても良かったんじゃないかと思いました。あと1話目2話目で、泣かせ泣かせできて、3話目も泣かせです。そろそろ腹一杯です。これ以上続くと、見るものに泣かせの免疫ができてしまって、ラストが心配になります。
さて、第3話。今回は大学を卒業するが就職せず、バイト生活をする雅也。しかし自堕落な生活は直らず、家賃滞納でアパートを追い出される。そんな折、オカンの手紙を受け、祖母のハルの見舞いに行き、そこで昔と変わらぬハルの愛情にふれるお話です。今回の注目ポイントは、もこみち君の顔、つらです。雅也が路上生活を始め、食べるものがないのに、上京するときにオカンから貰った無けなしの1万円をパチンコで使ってしまいます。そのパチンコ店に入った時の魂が抜けてしまった雅也の顔。そのもこみち君のつらが、魂が抜けたなりに、とても魅力的なんです。さわやか路線のもこみち君にとって、この腑抜けのつらが出来るかどうかで今後が左右されるといっても過言ではありません。前評判で、もこみち君で大丈夫かと言われてきましたが、この一瞬のつらで、その不安は吹き飛ぶぐらいです。髪型が馴染んでくるように、その顔も、そして体も哀愁を帯て馴染んでくるんです。今後のもこみち君、まだまだ期待しています。
【今週のセリフ】
雅也「とりあえず、まだ、なんもしたくないんよ。まわりがするけん、流れで就職
するのもなんか違うとうやろ。しばらくは、自由にやろうちぃ思っとう」
オトン「自由のう。・・・・自由にも覚悟がいるけえのう」
オリス(ドラマー)
TAIZO(パッションイラストレーター)
セツ・モードセミナー卒。
雑誌等中心に地味にジミヘンに活動中。
番外編!! 「キャプテンスミスの俺のリリックを聞いてくれ!」はコチラから!
キャプテンスミス(デジタルカウボーイ)
実はパッションTAIZOのこと。
[2007年01月19日]
特別編「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」第2話
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』:フジテレビ系
第2話:2007年1月15日(月)
夜9:00〜9: 54(全11回)
原作:リリー・フランキー 脚本:大島里美 演出:久保田哲史
主題歌:「蕾」コブクロ
出演:速水もこみち、倍賞美津子、泉谷しげる、浅田美代子、香椎由宇、石黒賢、平岡祐太、チェン・ボーリン、高岡蒼甫、柄本佑ほか

前回、コントでかぶるカツラのような髪型のもこみち君にビックリしましたが、それもだいぶ馴染んできました。途中でビタミンウォーターを飲んで、スッキリもこみち君に変身するのかとも思いましたが、そんなことはありません。東京人とのギャップでダサさを出す役作りだったんですね。そこばかり目がいってしまうやりすぎ感がありましたが、今回で慣れてきました。
そこで、第2話。今回は上京してみたものの、都会人の生活スタイルや大学に馴染めず、次第に自分の居場所を見失っていく雅也のお話です。今回の注目ポイントは、毎月仕送りでオカンから送られてくる現金書留。この時代にも仕送りは、銀行振込が普通なんですが、オカンの出来れば直接手渡したいという雅也を思う気持ちが、機械的ではない現金書留に込められているんですね。そのオカンの汗水流し働いて送った現金書留が、無駄に使ってカラとなり、雅也の部屋にだんだんと積み重なっていきます。オカンの気持ちとは裏腹の自堕落な生活。だから、積み重なった現金書留の束の厚さに、雅也とオカンとの温度差が悲しいくらいに出ているんです。自分にもそのダメさ加減に通じるものがあるから、そのカラになった現金書留を捨てるまではいかなくても、出来れば目につかない奥の方にしまっておいてよ、という気持ちになるぐらいの反則技です。
そしてラストのシーン。自分を見失ってカラっぽになっていく雅也の心を埋めるように、カラになった冷蔵庫に胸やけするほどギッシリ詰まったオカンの手料理。切ないです。
【今週のセリフ】
雅也「こんときは、東京がキラキラしとった。最初に見たこの東京は、一番きれい
やった」
まなみ「そうかな」
雅也「え?」
まなみ「私は、この写真を撮ったあの時、なんか、そこから始められる気がした。
だから、私にとってはここがスタート」
オリス(ドラマー)
[2007年01月12日]
特別編「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」第1話
『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』:フジテレビ系
第1話:2007年1月8日(月)
夜9:00〜10:09(全11回)
原作:リリー・フランキー 脚本:大島里美 演出:久保田哲史
主題歌:「蕾」コブクロ
出演:速水もこみち、倍賞美津子、泉谷しげる、浅田美代子、香椎由宇、赤木春恵ほか

ベストセラー小説「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」の連続ドラマが始まりました。その前には、単発ドラマがあり、この連続ドラマのあとには映画が控えています。原作の根本の部分は変わらないだろうけれども、それぞれのオリジナリティで、エピソードが豊富な原作をどういう切り口で見せていくかが注目です。
今回は、第1話。雅也(速水もこみち)の幼少時代から上京するまでを、オカン(倍賞美津子)そしてオトン(泉谷しげる)の親子の愛情を交えて描いています。第1話にして、一つの単発ドラマのような仕上がりで、ガッチリ心がつかまれます。特にラストでの雅也が電車の中で読むオカンから貰った手紙、そして封筒の中に入っていた1万円札。ドラマ『北の国から』でも、純が父から貰った封筒の中から泥がついた1万円札が出てくる名シーンがあるけれど、上京組には形の違いはあるが、こういった状況って少なからずあるんです。うれしい、ありがたいと思う反面、なんとも言えないくらい切ない気持ちになるんです。そういった一つ一つのエピソードが、形の違いはあれ、自分と重ねてしまい、心に響いてくるんですね。
今後の話の展開として、雅也の東京での生活が第2話からメインに描かれていくと思われますが、オカンとオトンの関わり合いはもちろんのこと、ヒロインの香椎由宇がどういうふうに関わっていくかが楽しみであり、連続ドラマならではの見せ方に期待しています。
【今週のセリフ】
雅也「オカン・・、オレ・・、本当はわからんのよ。東京でやりたいことなんて、
まだわからんのよ。自分になにが出来るんかも。ばってん・・・」
オカン「どうね?」
雅也「ん?」
オカン「東京はどうね?」
雅也「・・・うん、キラキラしとう」
オリス(ドラマー)































