[2009年11月26日]
第25回 「永福大勝軒」

知らなくても生きて行けるが、大勝軒は大きく分けて3種類ある。
まず一つは、丸長系の大勝軒。
つけ麺で有名な中野大勝軒、代々木上原大勝軒、東池袋大勝軒などで、つけ麺がある方という。
二つ目は、永福大勝軒系で保谷大勝軒、梅が丘大勝軒、めときなどだ。
煮干したっぷりの熱々スープで、つけ麺のない方がこっちだ。
そしてややっこしいことに三つ目が、人形町や日本橋本町にある中華料理店の大勝軒で、こちらが一番古く大正2年からやってる。
このまったくカンケイがない3種類の大勝軒が、各地にのれん分けし増殖するのだから、さらにややこしくなってくる。
アタシなどは、見たフンイキだけで区別がついてしまうが、ほとんどの人はまったく一緒だと思っているか、そんな事とはカンケイなくその人生(辻仁成)を終える。
で、その中の永福大勝軒(つけ麺がない方)に野暮用ついでに久々行ってまいりました。
井の頭線の永福町駅の改札を出ると、煮干しの上品な香りに包まれ、目の前に永福大勝軒とその行列がで〜〜んとある。
いっそのこと永福大勝軒駅という名前にしてしまえばEのに・・・
10分くらい並んで席に着き、中華麺(1050えん)を注文する。
店内は明るくきれいだ。
大きめの洗面器くらいのラーメンがステンレスのお盆にのって出てきた。
わかっていたがすごい量にひるむ。
写メを撮りゴング。
大きめのレンゲでスープをグビッ。
アチッ、でもウマい・・・
麺をすする。
すする。
すする。
スープはアチッ、でもウマい・・・
麺をすする。
すする。
すする。
スープはアチッ、でもウマい・・・
メンマもEねぇ〜
チャーシューは量が増えたのぉー
麺をすする。
すする。
すする。
スープはまだ熱っ、でもウマい・・・
高級カメリアラードでスープにフタしてあるから、最後まで熱々のまんまなんだって。
それにしても麺が減らない。
火傷するほど熱いので氷水をノドへ流し込む。
すかさずどこからか店員がやってきて、後ろから前からワンコそば状態でムキになって水をつぎ足してくれる。
ありがたいやら、あおられるわで、またドンブリと向き合う。
麺をすする。
すする。
すする・・・ ( 水はもういいですぅ)
知ってると思うが、ラーメンを食うと人間というもんはタラーッとだらしなくハナがたれてくるんですねぇ〜。
これはもう、マイケル・ジャクソンだって同じです。
それを想定してたかのように各テーブルにティッシュが設置されている。
それも最高級のカシミヤ220なのがすごい。
行き届き過ぎてある意味強引な、ティッシュまでのホスピタリティー(接遇)に身をゆだねると1050えんというラーメンが安く感じるから不思議だ。
食っちゃ寝ぇ〜、食っちゃ寝ぇ〜の人間のツボはみな同じさぁ〜的なBABY
帰りの電車の中で、タップタプになった腹をさすりながら大勝軒のチラシを読むと、またひるんだ。
修業独立希望者を募集!
年齢:20歳〜40歳
身長:170センチまで
待遇:月給 手取り45万円
賞与(毎月)7万5千円
退職手当(毎月)7万5千円
3ヶ月見習い期間は月給40万円のみ
応募方法:履歴書を封書で郵送して下さい。
面接日をご連絡します。
なんかすごい気っぷの良さだ。
でも、いきなり年齢で引っ掛かったわ〜。
っつって〜っ!
BGMは、郷ひろみのGOLD FINGER’99でお願いします。
感じたんだろうか〜みたいな冬。
永福大勝軒
杉並区和泉3−5−3
京王井の頭線 永福町駅徒歩1分
03−3321−5048
11:00〜翌1:00
中華麺1050えん
無休
おみやげラーメンありFAXにて注文可。

























