[2009年10月17日]
第24回 「虎の食卓」

明かりを点けるように、手グセでTVのリモコンをONにする。
前だけはなんとか見ているが、目玉のトローンとしたままの時間が過ぎて行く。
WBC以来ずっとそんな感じで、モヤがかかったような半開きな状態だ。
そういえば最近、アタシがやってる野球チームも、優勝のかかった大事な試合なのに、特にシゲキもミラクルもなく、フォアボールとエラーでなんとなく負けてしまった。
ツェー。
などと思い巡らせてると、なんだか”この番組つまんねぇ〜”とやっと気付き、チャンネルをトバし始めると、12チャンネルでラーメン番組がやっていた。
カンケイ上、見入る。
「あっ!!」
ブラウン管の中にあらせられるのは、一条様ではないか?!
この地上でそのお姿を拝見できたのは、約2年ぶりだ。
アンガーラでの修行で、さらなる高みへ昇華された証なのか、かなり痩せられたように映った。
以前、悪魔ラーメンの食べ過ぎなのか「俺はもうすぐ死ぬから!!」と冗談まじりに客にふれ回っておられたのが気にかかる。
ともあれ、生きたお姿を確認できたので、とりあえず安心、安心。
虎の食卓という黄色く目立つ看板。
鳥の女王 ホロホロ鳥ラーメン〜。
なんかキテますねぇ〜
一条様から発せられるメッセージはいつもひとつだ。
深刻ぶることないよ。人生って遊びなんだよ〜知ってたあ〜?!だ。
いつでも自らの馬鹿げた行いを笑いの種にしながら、笑い飛ばしている感が、ほんとうに神々しい。
カンタンに言うと、遊び心というやつ。
アタシはいつもソレを忘れてしまい、毎回ココロ洗われることになる。
それにしても次から次へと突拍子もない事を繰り広げるなあ〜と思っていると「実は、コレ俺の弟子の店なの。」と弟子のルイスさんというブラジル日系三世の兄ちゃんが紹介された。
この人、池袋のがんこで見たことある。
「ホロホロ鳥のスープで、彼はカボチャの使い方がよくわかってるね、うん。」
と一条様は、ふつうに隠し味を暴露していた。
それも含めて一条流なのは、言うまでもない。
ものすごく気になってしまったので、次の日さっそく行ってみた。
一条様はいなかったが、店内はカラフルなエスニック調(ベンガル風?)で天井は、青空プリントでとってもピースフル。
トランス系の四つ打ちのリディムが流れていて、なるほどそれでトラなのか!と、一人納得して塩ラーメンを注文した。ブンチキ、ブンチキ、ブンチキ・・・・・
感じのE若いねぇーちゃんが塩ラーメンを運んできた。ブンチキ、ブンチキ・・・
せまる〜ショッパー〜勝手知ったる、がんこラーメン。
いただきマンモス。
おおーっ、深めの真っ白いドンブリに黄金色のスープ。だしもよく、香味油で麺の絡みもE。カボチャの自然でほのかな甘味もキャッチーだ。この味はきっと女子受けするな。と、一口目からヤラレた。
今度はしょう油をためしてみようと店を出た。ブンチキ、ブンチキ・・・
がんこ系にしては、そんなにしょっぱくないと思った。
マヒしてんのかね?
シゲキはしょっちゅうだとシゲキ的じゃなくなるらしい。
シアワセの前借りはツケがそうとうタイトだし、たいがいにしないとね♡
的な、秋。
BGMは、ビートたけしの”男というもの”でお願いします。
サカモトちゃんは、やっぱり素敵♡ っつってーっ
虎の食卓
東京都千代田区神田須田町2−12−5
03−3255−1006
11:30〜15:00
18:00〜22:00
塩ラーメン(700えん)
休み 日曜
席 7席

























