[2006年07月25日]
第8回「南天」
暑中お見舞い申し上げやす。人間というものは、弱ーい弱ーい生き物ですね。
アタシの場合は・・・
露天、または、露店に、とにかく弱い。映画やドラマでも、フラッシュライトよりデイライトにヤラれる。エロ本などでも、密室より自然光を好む。
アタシのアンテナは、どうやら太陽の匂いのする方を向いているようだ。
新宿アルタ横の、割り箸にメロンなんかを刺して200円とかで売ってる店を見ると、ポケットを探り小銭が、あれば必ず即買いし、上野のアメ横でもそんな店を、発見すると、ポケットを必死で探っているアタシがいる。
露店に弱い。これは、どうにも止まりませんなあ。こころが、騒ぐんですぅ。屋台、これも同等にイケませんーヌッ。
九州の博多の街、屋台天国のタイ、あ〜ダメだ。平常心は、保てない。
なんだ?この胸の痛みは?恋?屋台が、そこにあるだけで絶対見てしまう、そして2度見してしまう。気になって気になってしょうがない。
参加したくなるんだろーか?今オレは、チョイ行儀ワルな感じで食べてるから、見ててね。と、道行く人たちにアピールしたいんだろうか?
何か妙な優越感が、水戸黄門の印籠のようにこの胸のカッコワルい部分を刺激する。
それはガキの頃、買い食いを禁止されてた事に対するオマージュなのかもしれない?
まあとにかく、露店に弱い。すぐうれしくなってしまう。
そういったわけで今回ご紹介するのは、西武線椎名町北口駅前の南天です。露店です。
この店は、日大の後輩のスズキくんに教えてもらいました。彼曰く、「なんかー雑な味だけどー攻めてるってるーってっ感じでーウマいっす。」ほんとにそうだ。
そばというと、DANCYUあたりで頻繁にとりあげられてて、そばは、嗜好品であり、腹一杯食うものでは、ない。みたいな風潮があり、アタシは、半分納得し、でも時にはそばも、腹一杯食いたい日があってもいいよなあと、常日頃から思っていた頃にこの店に出会いました。しかも露店だ。
そのそばは、田舎風のゴワッとした平打ち麺で雑だけど、確かにウマい。限りなくAに近いB級のそばといった風情です。
ここの売りは、肉そば(390円)で、ほとんどの若者は、これを目当てに集まってくる。つゆに浸した豚ばら肉が、モウレツに乗ってくる。アタシは、老人なのでミニ肉そば(350円)にしてる。ただの立ち食いそばのようなこの店になぜにここまで惹かれるかというと、豚ばら肉をひたしたつゆにあると思われ。
豚汁ですな。豚のダシは、それほどまでに人間のこころを鷲掴みにする力を持っている。アガラエない。
それともうひとつ。露店のうえに、スピーカーからREGGAEが流れているのさ。
カーッ。
REGGAEという音楽も、クーラーの効いた部屋の中では今イチなんです。
空気に触れた瞬間に化学反応を起こすんです。 THROUGH THE AIR
空気に触れたREGGAEはアタシのイマジネイションをMAXで着火させ、ベースラインに乗せて、南風を運んでくる。
行ったことのない楽園ジャマイカに思いを馳せながら、知ってる曲なんてチャッカッ流れたらチャッカッ、GOOD VIBRATIONにひとりKINGSTON CLUBですよーっ。 MASSIVEみたいな。
おっと駐在所のポリスマンもマイどんぶり持参で買いにきた。
いいねえ〜この感じこの感じ。えーっ。なぜかおねえちゃんの客も多い。銀のサンダルとか履いてね。クーッ。
REGGAEと露店と太陽の光(サンスプラッシュ)とせみの声が、シュワーン,シュワーンと頭の中を駆け巡り、思わずおかわり!
「太るよ〜ん」ソラミミ・・・
でもおかわりは、2杯めから、すべて200円です。だって。
JAH、マイッカ。安いから。
「とろろそば!冷やしで。」っつってーっ!
ともあれ、平和だよっ。
BGMはSINCE YOU CAME INTO MY LIFE SUGAR MINOTT&J,C,LODGE
でお願いします。
南天
豊島区長崎1−2−2アクティスビル1F
03-5966-3600
休み 水(不定休)
人間・長澤一浩(メンテナー)

































