[2007年02月01日]
vol.39『Wrinkle is a creature.』
気をつけ!
この言葉を発せられただけで、背筋を伸ばしてしまうのが日本人。
だが気をつけ! する前に、確認しなければいけないのが洋服のこと。
洋服の乱れは心の乱れ。
ルーズな着こなしや、レイヤースタイルが定着してきているファッション事情ですが、こだわるのは結構。むしろするべきだが、肝心なのは「しわ」である。
どんなにおしゃれを決め込んでいても「しわ」だらけの洋服を着ていたらせっかくのこだわりも台無しです。
そんな「しわ」と共に生きているのがスタイリストという人種。そりゃもう「しわ」にはナーバスです。
そしてこの人種は「しわ」を自由自在に操らなければならない。
洋服本来が持っている素材感や雰囲気を出すように撮影する「物撮影」で重要視されるのが『自然な「しわ」』。
これひとつで物の見え方が全然違うから驚きなのだが、失敗するとさぁ大変。
不自然極まりなく、読者の気分を悪くさせるのがオチ。
さて、その『自然な「しわ」』とは、折り畳んだままのものや、ひじやわきがくしゃっとなっている着たままのものでもなく、雰囲気重視のしわが重要で、地面に洋服をぽいっと投げ落ちたような状態を人工的に作り出すことで、いかにふんわりとさせ、着用したときの状態を連想させ、読者の物欲心をそそれるかがポイントなのである。
しわは生き物。
これはどんなスタイリストでも持たなければならない座右の銘。
そしてスタイリストの商売道具として欠かせないのがアイロン。
これまで様々なアイロンを使ってきたわけなのですが、2年前にこれに勝るアイロンはないというアルティメットアイロンに出会ったのだ!
〈jiffysteamer〉というブランドのスチーマ(アイロン)。
物自体が大きくて重いので、解体して専用のスーツケースに入れて持ち運ぶのがちょっと面倒なのだが、その価値は充分にある。シルクやサテンなど、どんな素材でも、もわっとした大量のスチームが出ているヘッドをしわ部分にあてて、さっとなぞるだけで、それまでくたびれていた洋服がピシっとし、驚くほどぴんぴんにしてしまうこのスチーマ(アイロン)は、まさしく天才で、冬時期には、加湿器代わりにもなって、一石二鳥な便利さがあり大変重宝している。
作りがそれほど大きくない日本家屋では、邪魔になってしまうので、どちらかというと撮影時に使ったり、アイロン部屋があるような大豪邸に住んでいる人たち向けなのだろう。
これをゲットして以来、『自然な「しわ」』以上の「ピシっとしたふんわり感」を演出できるようになったのである。
心も体もピシっとね。
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jiffysteamer
http://www.jiffysteamer.com/
高橋(ジェラシー)毅/スタイリスト
年末年始にかけてアシスタントを引き連れてL.A.へ行きました。慰安旅行ってやつですね……、なんてのは冗談で、仕事でした。でなけりゃ年末年始の旅行代金が高い時期にL.A.なんて行けません。。。
http://www.jealousy.jp
高橋毅
(スタイリスト)
プロフィール
どっスカ?コレよくないっスカ? かなりレアっスヨ。今日、買ったんスヨ。
C調オトコ、ツヨポン(ジェラシー)のホットでチェキな最新ニュースをお届けするコーナー。要チェゲラーッ!
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