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レギュラーコラム 高橋毅

[2003年07月31日]
vol.8 スっとささる心地よさ

 
 学生さんたちは既に長期な夏休み、会社勤めの方々は短い休暇に向けて頑張っている最中だとは思いますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか? この時期はお盆(7月13〜16日、地域によっては8月13〜16日)やお彼岸(春分・秋分の日の前後3日間)など、イベントめじろ押しですが、ご先祖供養、きちんとしていますか?

 突然ですが、南無大師遍照金剛、南無阿弥陀仏、南無妙法蓮華経などの宗旨によったお唱えや、仏具は微妙に違いますが、共通しているのはお線香を焚く「香炉」、中に入れる「灰」、そしてお線香です。仏様の一番のごちそうといわれている程重要な香煙をたてるという儀式の中において、重要なのはいかにその儀式をスムーズに、また心地良く行えるかということです。

 例えばお線香を差した時のザクっとしたイヤ〜な感触、なかなかピンと立たない線香、そして灰の中に残った無数の線香の残骸なんてまったく問題外です。こんな状態で祈っても供養した気持ちにもなりません。手のひら合わせて気持ち良くなぁ〜む〜したくないですか?

 大切なのは「差し心地が良い灰」なのです。まず正座。ろうそくに火を灯してお線香をつかむ。スッと差したお線香がふらふらしない。手のひら合わせて目を閉じる。次の日は灰の中にあるお線香まできちんと燃焼してるから昨日と同じ差し心地。ね、想像しただけでグーでしょ?

そんな灰を発見しました。

 宝永2年(1705年)京都にて暖簾をあげた老舗「松栄堂」の『みやこ灰』。コレです!! 海藻からできた植物性100%の純度を持つものすごくきめの細かい灰。とかここでうんちくをたらたら書いても意味が無い。って紹介するならもっと分かりやすくって? いいんです。先に書いたような差し心地が必ず得られる筈だから。とにかくCHECK IT OUT!!!!

 ちなみに年に1回は灰を取り替えてくださいね。また、匂いがついても取り替え時期です。

くどい様ですが、ご先祖供養しましょうね。チェゲッ!!


 1袋150円
松栄堂


高橋(ジェラシー)毅 / スタイリスト
お盆は久しぶりに実家でゆっくりまったりと温故知新してくる予定。気合い入ってマス。そろそろ三十路かぁ〜。ハゲてないだけまだマシか……

[2003年07月23日]
vol.7 バツにしないでっ!!

 
 ところで皆様、最近手紙書いてますか? 大切な人とのやりとりをメールとかで手短かに済ませたりはしていませんか?  手紙。非常に大切なコミュニケーションツールの一つです。便せんや、封筒にこだわるのはマナーとしてはもちろんですが、封筒に封するときはどうしてますか? ベロをのばしてフタをペロリ、閉じて×印。なんて簡単に済ませ過ぎです。ペロリはいいとして、×をどうにかしましょうよ! 駄目って意味じゃない事は分かっているけど、バツですよ×。もっと愛情込めようよ。というワケで、ここで紹介するのはシーリングワックスです。そう、封筒を留めてあるロウソク溶かしたようなアレです。マスタードの瓶や、リキュールの蓋としても使われていたりしていますね。高級感たっぷりで受け取った人もウレしいと感じてくれること請け合い。

 使用方法は、まずスティック状の物体を火であぶり、溶かして封筒の上にポタポタ落とす。まだ乾かないうちにギュッと押印。……なんて手間がかかるのでしょう!! でもこの面倒さがあってはじめて気持ちを込めて書いた手紙も報われるってもんです。余談として古代ヨーロッパではサイン代わりに使われていたそうです。ココで取り上げるまでもなく、みなさんは知っていたと思うでしょうが、試してみてはいかが? 手紙。いいもんですよ。チェゲラッ!!


 
写真は「アブラクサス」のシーリングワックス。
一本、¥600-前後。全国の文房具店で購入可能。


高橋(ジェラシー)毅 / スタイリスト
最近外人の方々と仕事する機会が多く、その度に自分の語学力の無さを痛感しているFoolishスタイリスト。本気で英語勉強しYO!! がんばらNIGHT!! ってMaybe I'm a fool?