header_080729.gif


レギュラーコラム 高橋毅

[2003年04月03日]
vol.1 スローなメモにしてくれ

 
 近年の急速なデジタル化に伴い、んなに急いでドコ行くの? 的に出てきたキーワード「スロー」。スローフード、スローシンク、スローデザイン、スローライフ、スローモーション?! とまぁいろいろありますが、コンピューターとかに頼らずリラックスして行きましょい! みたいな事なのです。

 ところでデザイナーのプリモス・ボージャ氏が考案した1925年生まれのロングセラーのメモ帳といえばフランス生まれの『RHODIA(ロディア)』。これ常識。この『RHODIA』といったらそりゃもうヨーロッパのビジネスマンなら誰でも持ってるなんていうほどメジャーなアイテム。しかもあのポール・スミス氏もネタ帳として使ってるなんてくらいなんスから当然オサレなアイテムであったりもします。

 しかし日本ではコレ使っていると「…んだよ、スカしやがって」。とか思われたりしがち。それも当然、クリエイティヴ関係の職業な人たちなら当然持ってるというステータス性。しかも値段がいずれも80枚綴りで105mm×148mmのサイズは250円(一枚単価3円)、A4サイズ880円(一枚単価11円)なる少し高めな値段設定。おまけに専用ゴムバンドや18,000円もする革製の専用カバーまでリリースされている始末。本体より高いっつーの! ただのメモ帳っすよ!? などなど、別にスカしてる訳じゃないんだけど、スカしている要素はたっぷりなのです。

 でもあなどれないのが『RHODIA』のスゴいトコ。ロゴと山のイラストが中央にレイアウトされたシンプルながらもデザイン性の高いオレンジ色の表紙(折り目に沿って背表紙側に折りたたみ可能)はデザインがgoooood!!!! 用紙は紫色の5mm方眼罫を用紙両面に印刷した白色上質紙でカット可能なミシン目入り。しかも目が細かいから一枚ずつカットしやすい。ボールペン、シャープペン、万年筆どれでもなめらかな書き心地。背表紙側にはボール台紙付きなので場所を選ばない。ね、いかに書きやすいかってコトがわかるでしょ? これほどユーザーに優しいメモ帳なんてドコ見回しても見つからないっすよ、いやホントに。世界中で愛用されているのが身にしみて分かるなぁ。やっぱこれからはPDAとかやめて手書きでしょ、ぬくもりみたいなものって大切だよね。スローライト、スロースケッチ、スローネタメモ……。まぁとにかく実際に『RHODIA』体験してみてよ。グッと来ちゃうからさ。ちなみにこの素晴らしいメモ帳は、大きめな文具専門店とかでらく〜にゲットできます。

ま、つべこべ言わずにチェッ・ゲ・ラッしてみて♥


高橋(ジェラシー)毅 / スタイリスト
知人に「獅子座の人って今年は12年に一度の好運期なんだって」と言われ、すっかり上機嫌な獅子座スタイリスト。仕事は地味に頑張ってマス。何ごとにも前のめって生きたいと思ってマス。